月別ブログ記事リスト
山梨県笛吹市社会福祉協議会のサイトです。
2月17日(土)のお昼過ぎ
永井地区と高家地区で行われたサロンに中学1年生10名が集まり、
中学生自ら企画、準備、司会進行を含め、活動をしました
サロンへ中学生が参加することになったきっかけ
中学校の家庭科の授業では、
自分たちが暮らす場所・地域には中学生だけでなく、
小さな子どもから高齢者、障害のある人、様々な違いがある人たちが
いることを学び「家庭生活と地域のかかわり」を考える学習をしています。
そこで、今回は・・・
「地域で暮らす高齢者」に焦点を当てて
高齢者の視点で地域を考える学習を進めてきました。↓
http://www.fuefuki-shakyo.or.jp/oshirase/2024/01/post-2061.html
↑↑↑興味のある方はぜひご覧ください
社協でも活動推進を進めているサロンという高齢者にとって身近な
活動の目的を中学生に知ってもらい、住民にサロン活動を提案しました。
そして、今回はその集大成となる実践です!
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「〇〇さんのお孫さんけ?」
「小さい頃はよく覚えているけど、こんなに大きくなったのね!」
といった声が聞こえ、いつものサロンとは少し違った雰囲気のなか始まりました!
永井地区の様子
リーダーを中心に、自己紹介から始まり、中学生が考えた
「あやとりを教えよう」が始まりました!
高齢者と交流できるように二人一組のあやとりを勉強してきた中学生
さっそく中学生が教えますが、昔遊びが得意な高齢者が
いつの間にか先生になって教えている様子が微笑ましかったです
高家地区の様子
りんごやみかん、バナナなどを中学生が持ち寄って
授業で学んだデッサンを活かして「塗り絵」をしました!
中学生が参加者へ
「僕が下絵を描くのでみかん描いてみませんか?」と声を掛けたり
老人クラブの役員さんでもある参加者が中学生へ
「老人クラブに入るようにおじいちゃんに伝えておいて!」
とお願いしたり、和気あいあいと活動している姿が印象的でした!
最後に中学生へのお礼を込めて高齢者が冬景色を合唱!
「感動しました。録音していたら毎日聞きたかったです」と
嬉しい感想も言ってくれました!
中学生の感想
「またこのような会を開らけたら嬉しいです」
「また道や畑で会ったときには声を掛けて、コミュニケーションをとりたいです」
参加した高齢者の言葉
「久しぶりに若い子どもと話ができて嬉しかったよ。道端だと、どこの子かわからないけれど、こうやって話をしてみれば『この子は〇〇さんのお孫さんか』と分かって話すことができて嬉しい。」
「一人暮らしでなかなかこんな機会はないからね。たくさん考えて企画してくれてありがとう」
また、初めての企画であったにもかかわらず、協力してくださった
サロンの参加者である高齢者やサロン担当者、
そして、楽しく斬新なアイディアのもと一生懸命
取り組んだ浅川中学校の1年生、ありがとうございました!
実際に一人ひとりが
高齢者と交流することで感じた気づきや地域とのつながりを
日頃の生活や学習につなげていってほしいと思います!
また、3月も町内のサロンに中学生が参加予定です。お楽しみに。
今年1月から実証運行が開始された「のるーと笛吹」※
地域の障がい者が通う八代育美会のメンバーが
1月に実際に乗ってみた様子をレポートします!
まずは「どうやったら乗れるの?」を知るために、
自立支援協議会の当事者家族部会内で行われた
「のるーと笛吹」の説明会に参加
「まだ境川はルートがないけど、境川の人は乗れないの?」
「乗車予約を忘れちゃったらどうしたらいいの?」
実際に自分が使うことを想定したら質問が続々と...
しっかり自ら質問して理解を深めました
その足で市役所の企画課に出向き、利用登録を行いました
丁寧に分かりやすく教えて下さり、すぐに手続きが完了!
少し緊張しながら申請を待ちます...
企画課では市長さんにも声をかけていただいたり、
企画課職員の皆さんのおもてなしにメンバー一同感動しきりでした
その約1週間後、予約をして実際に乗ってみました
八代育美会の最寄り「森の上公民館」から乗車です
車内はとてもキレイで乗り心地も快適な様子
今回乗ってみたメンバーの皆さんからは、
「予約は心配だけど、今度は一人でも乗ってみたい」
「運転手さんが親切で優しく声をかけてくれたので安心して乗れた」
「ゆくゆく自分で運転が出来なくなったら、活用したいと思った」
・・・と、不安も少なく前向きな感想が聞かれました。
一方で、身体に麻痺のあるメンバーさんからは、
「乗り降りのときにコケちゃったら一人のときどうしようと不安」
との感想もありました。
今回は職員が予約のお手伝いをしましたが、
その数日後、実際に予約から乗車までを一人で行い、
通院にのるーとを活用したメンバーもいました
障がいのある方々の中には、交通手段が限られており、
自由な外出にも制限がある方も少なくありません。
のるーと笛吹を資源としてうまく使いこなせて、
社会参加や活動の幅がより一層広まっていくことを願います
そのためにものるーと笛吹がさらに障害の有無に関わらず
様々な人にとって活用しやすくなっていくよう、チャレンジして
障がい当事者の目線からの意見も伝えていきたいと思います
※のるーと笛吹とは?
路線バスのように決まった時刻表や運行ルートがなく、利用者からの予約に応じて、AI(人工知能)が最適なルートを考えながら運行する新しい乗合交通です。
八代育美会
支援センターふえふき
1月20日(土)石和図書館視聴覚ホールにて
笛吹市朗読ボランティア発表会が開催されました。
この発表会では地域で朗読奉仕員として活躍されている
ボランティアサークルの日頃の活動の成果を披露しています。
コロナ禍でここ数年は中止や規模縮小が続いていましたが、
今年は念願の、一般来場者もお招きしての開催が出来ました
朗読ボランティアの皆さんは日頃から、
・視覚障がいのある方々のため、市や社協の広報誌をCDに吹き込み届ける
・福祉施設や地域の高齢者サロンへ出向いての朗読活動
・朗読技術の向上のための定期的な勉強会
...など地域のために朗読奉仕員として活動されています。
発表会当日は朝から入念に準備・リハーサル
会場設営や受付も全て会員の皆さんの手で行われました
はじめに朗読ボランティア連絡会原会長からのご挨拶や、
長きにわたり会の活動にご尽力された朗読奉仕員さんへの記念品贈呈もありました。
山下市長や竹内社協会長からご祝辞をいただき、
その後も朗読に耳を傾けて下さいました。
数か月前から練習を重ねてきた6グループの皆さん、
どの発表も素晴らしく、思いが伝わってくる朗読でした
虹 花火