平成29年7月28日(金)に株式会社カイシン様と山梨アスコン株式会社様より2台ずつ計4台の車椅子のご寄附をいただきました。
いただいた車椅子は地域福祉課で実施している車椅子等の福祉機器貸出事業にて使用させていただく予定です。ありがとうございました
有効に使わせていただきます
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山梨県笛吹市社会福祉協議会のサイトです。
平成29年7月28日(金)に株式会社カイシン様と山梨アスコン株式会社様より2台ずつ計4台の車椅子のご寄附をいただきました。
いただいた車椅子は地域福祉課で実施している車椅子等の福祉機器貸出事業にて使用させていただく予定です。ありがとうございました
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この度、第3次地域福祉活動計画を発行しました!また、合わせて広報誌かけはし29'夏号に概要版を掲載しました。各町の活動計画(地域版)と一緒に全戸配布されますので、是非、ご覧ください。
〇地域福祉活動計画とは
「地域福祉」とは、子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、誰もがその地域で、いきいきと自立した生活を送れることを目指し、地域における様々なサービスや活動を組み合わせて、共に支え合い・助け合う社会づくりを具体化することです。それを具体化するために、社会福祉協議会が中核的役割を担い、地域住民、行政機関などと協力し、民間サイドからの福祉のまちづくりを進めるための活動及び行動の計画が『地域福祉活動計画』です。
また、笛吹市が策定した「第3次地域福祉計画」の基本理念「普段から 笑顔でふれあう 共助共生のまち ふえふき」を実現するための行動や活動を具体的に示した計画となります。
〇根本的な視点
社会福祉協議会では、平成 19 年度から「地域福祉活動計画(こんなまちであったらいいな 安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり)」を策定し、計画の実現に向けて様々な事業に取り組んでまいりました。しかし、「活動計画って社会福祉協議会の計画のこと?」という多くの住民の皆さんの反応から、これまでの計画について、住民の皆さんがその意義や目的を理解し、「自分達の計画である。」と主体的に活動に取り組める計画であっただろうかという課題が明らかになりました。
そこで、第3次地域福祉活動計画は、「住民が主役」の基本的視点に立ち、住民の皆さんの声を聴き、住民の皆さんと一緒に作り、一緒に目標に向かって取り組むことのできる計画を作っていくことを基本姿勢としました。
具体的には、各町の地域福祉を推進する住民の皆さん達で組織する「地域福祉推進委員会」を中心として、地域座談会を開催することから、住民の皆さんとの協働作業が始まりました。
「地域の声よ!集まれ」と7つの町で、地域座談会を開催し住民の皆さんの声をたくさん聞かせていただいたところ、皆さんが、自分の住む町のことを、自然豊かで美しいまちであると誇りに思って愛情をもっていること、そして、その町をより良くして未来の子どもたちに残したいと思っていることが分かりました。福祉のまちづくりを実践していくためには、住民の皆さんの「地域愛」が何より必要であり、7つの町の地域愛をもとに、自分の町をより良くする計画を皆で一緒に作っていくこととなりました。
〇具体的な目標
地域座談会で出たたくさんの意見をもとに、住民の皆さんが話し合いを重ね、それらの意見をまとめて、町ごとの特徴や課題にもとづいた7つの町の活動計画が策定されました。また、7つの町の話し合いの内容をまとめることから、市全体として取り組むべき課題が明らかになりました。その結果、取り組み内容は「知りあい」「つながりあい」「みとめあい」「そだてあい」「ささえあい」「見守りあい」「助けあい」の7つにまとめられました。
この第3次地域福祉活動計画策定の過程において共有された「住民が主役」の考え方と、住民の皆さんの「皆で一緒にやっていこう」という意識と活動実践は、今後の計画の実現に向けた大きな原動力となりました。この原動力をもとに、社会福祉協議会は、住民の皆さん、関係者の皆さん達と一緒に、全力で、福祉のまちづくりを進めていきます。
〇第3次地域福祉活動計画策定までの経過
第3次地域福祉活動計画の策定では、住民の皆さんによる7つの町での地域座談会並びに地域座談会開催の準備とまとめのための地域福祉推進委員会が開催されました。これらの会議等の開催に際しては、区長・委員長等との事前打合せを数回行いました。
社会福祉協議会では、地域住民や関係機関等の代表者による策定委員会、事務局会議、全職員による作業部会などが行われてきました。
この策定までの経過を次に示します。
平成28年2月に境川町で開催され、その後、すべての町で開催された地域座談会については、こちらからご覧になれます。
★かけはし28'夏号『住民の声を地域づくりにつなげる地域福祉推進委員会』
☆かけはし29'冬号『第3次地域福祉活動計画策定に向けて 地域の声よ集まれ 地域座談会のご報告』
平成28年3月に実施した、民生委員・子育て関係者へのアンケート集計結果については、第3次地域福祉活動計画の資料編(p60から67)に掲載されています。
平成28年6月14日に開催した第1回策定委員会の様子は、こちらからご覧になれます。策定委員の委嘱、正副委員長の選任、アンケート結果の共有等を行いました。
☆『第3次地域福祉活動計画』第1回策定委員会を開催しました!
平成28年9月15日に開催した第2回策定委員会の様子は、こちらからご覧になれます。特別アドバイザーの市川一宏先生に「多世代交流・共生のまちづくりの実現における地域福祉活動計画策定の意義について」のご講義をいただき、策定委員の皆さんより、自分が携わっている立場での地域づくり、地域起こしをするにはどうすれば良いかについて、活発な意見交換が行われました。
第2回策定委員会の前後で、市川一宏先生のご指導のもと、職員研修、地域座談会開催のための講習会、職員懇談会を開催しました。これには当会地域福祉課のリーダーが全員参加し、各地域の地域づくりを実践しているリーダーの現状の課題や悩みに対して助言をいただきました。また、地域座談会の開催に向けて、KJ法やワークシートを用いてのニーズ把握の方法を学びました。職員懇談会には若手職員が参加し、業務への思いや悩み等を聞いていただきました。
平成29年2月12日に開催した第9回笛吹市社会福祉大会では『支え合う地域づくりの実現を目指して いま、動きだそう』というテーマのもと、市川一宏先生を講師に迎え、基調講演・シンポジウムを行いました。
★かけはし29'春号『支え合う地域づくりの実現を目指して いま、動きだそう』
そして、福祉大会終了後、7つの町の住民と市川先生、社協との意見交換会を開催しました。
さらに、翌13日には職員研修会を開催し、市川先生より、各地域から出た意見の整理の仕方について学びました。
平成29年3月30日に開催した第3回策定委員会では、これまでの経過をもとに素案が提出され、審議を行いました。
さらに、5月2日から7日まで、パブリックコメントを実施しました。
※下記リンクより、第3次地域福祉活動計画のページにアクセスできます。ぜひ、ご覧になってください。
笛吹市地域自立支援協議会が開催する「まちづくり座談会」が、いよいよ今週の土曜日の22日に開催されます。
支援センターは、このまちづくり座談が成功するよう、一致団結して支援に当たっています。
今日は、その実行委員会ともいうべき、当事者・家族会の直前の様子をレポートします。
9時30分から市役所内で話し合いがスタート。司会進行役の丹澤さんや滝澤さんをはじめ、参加される方の全体進行の確認をしました。座談会は2時間の枠です。一項目30分で4つの構成を基本にした座談会です。多くの皆さんの声を市長に届けるため、また、市民の皆さんに自分たちの活動への理解を深めていただくためにはどのように進めたらいいのか。皆さん真剣に話し合いを重ねています。
当日の一通りの流れを確認し、掲示物や授産品販売の手順、駐車場の確認も済ませ、やっと本番を迎える準備が整いました。
あとは、出来るだけ多くの市民の皆様が参加していただくこと。ぜひ私たちの活動に触れ、一緒に座談会を盛り上げていきましょう。お待ちしています!。
「まちづくり座談会」
場所 スコレーセンター集会室
日時 平成29年7月22日土曜日 午前10時から12時
内容 市内の障がい者が、より良く生きることの出来る笛吹市を目指し、市長さんや市役所の担当者と座談会を行います。参加費無料。
会議室では、障がい者でも行える「ユニバーサルスポーツ教室」が開催されています。
今まで「市民ミーティング」として行ってきた経緯やその結果などを掲示したり、市内の障がい者の各種活動の紹介も掲示します。
また、会場では市内の障がい者が通える授産施設の授産品を販売します。
芦川地域で昔、ひな祭りで飾ったひし餅を子ども達が河原で野菜などと一緒に煮て、お雑煮やおじやにして、家族に振舞うといった行事です。
地域行事は地域住民が繋がっていくためにも、欠かせないものでした。
少子高齢の影響で、一度地域行事が失われてしまいましたが・・・芦川地域の皆様の熱い思いにより、「一地区一良いとこ事業」として復活しました。
ブログをご覧のみなさんこんにちは!
今日は、かけがえのない一人の命を想う学習会パート2「揺れる気持ちを支えあうために」と題して6月17日に笛吹市スコレーセンターで開催した様子をお伝えします。
当日は、当事者・家族・市民後見人関係者・福祉関係者等から31名の方にご参加いただきました。
昨年11月に開催した「かけがえのない一人の命を想う学習会」絶対的な価値の視点から大好評だった東海学院大学で障害学の教授をされていた林信治氏に引き続き講義をお願い致しました。障害のある子どもを育てる親の気持ち「揺らぐ気持ち」を時間の経過とともに変化する状態、障害に包まれたわが子から、わが子の体の一部に障害があるといった受け入れ方、家族をつなぐ話せる場、揺らぐ気持ちの支えとなる家族会の役割、自分・家族・近隣・地域が相互に影響しあっていることを分かりやすく伝えていただきました。
*絶対的価値の再確認、人は存在することに価値があること
*子供の成長発達や家族の協力、仲間との交流などの営み
*日常生活や親の会などの活動を通じての地域、社会への働きかけ
⇒自分・家族・近隣・地域が相互に影響しあって、揺らぐ気持ちを支えあっていること
その後、講師を交えて参加者の皆さんと大きな円を作り意見交換を行いました。子育て中の親、子が成人を迎えた親、当事者、市民後見人関係者、福祉関係者等から講義を聴いて感じたことや、これから取り組んでいきたいことなど適宜講師のコメントをいただきながら行いました。
今日のまとめ
・一人一人、皆違いがあり、「みんなちがってみんないい。」
・皆と一緒に話し合うことで親の気持ちが安定してくる。自己肯定感が増える。(障害の受容:否定<肯定)
・親(母親)自身の責任と感じるのでなく父親の協力も大事、ぽにぽに通信(わが子を普通かわいがる父)障害は体の一部でしかないこと。
・知り合いとつながりは違う。大事なことはコミュニケーションを図ること。コミュニケーションを図り繋がっていく。このことは地域の意識も変わっていくことに繋がっていく。
⇒日常生活を通じての理解で、揺らぎを小さくすることになり、安定した気持ちへ
今日のテーマを通じて、知り合いから、コミュニケーションを図り繋がっていくことで地域の意識が変わっていくこと、大切さを講師の林さんから学びました。
笛吹市障害者総合支援法による法人後見支援事業の取り組みとして笛吹市社会福祉協議会が委託を受け開催いたしました。
7月3日(月)一宮南小学校において、七夕飾りを地域の高齢者へ贈る事業を行いました。
この事業は、福祉教育推進事業の「地域の高齢者との交流事業」として実施。
一宮南小学校では、この事業を35年以上前から行われている歴史ある活動となっています。
当日の笹の準備は、地域のボランティアさんに用意していただきました。
全校児童、各学年でお願い事を書いた短冊や折り紙を使っての飾りを制作しました。
短冊には、もちろん自分の願い事も書きましたが、地域の高齢者に向けてのメッセージもいっしょに書きました。
いよいよ地域の高齢者宅へ笹を届けに向かいます。
出発式では、校長先生のお話や社協職員からの挨拶を行いました。その後、6年生の児童が先生と一緒にお届け。
お配りした自宅には地域の民生委員さんも立ち会っていただき、高齢者と児童をつなぐかけはしとなっていただきました。
「子どもたちから、思いの込められた七夕飾りをもらって私も元気をいただきました」
などの声を聞くことができました。
子どもから高齢者まで安心して暮らせる幸せあふれるまちづくりができますように‥
一宮地域事務所
皆さま蒸し暑い日が続いていますがお変わりないでしょうか
今年度1回目の笛吹市委託事業『生活支援員・市民後見人養成フォローアップ研修』を6月29日スコレーセンターにて行いました24名の方が参加してくださいました。ありがとうございました
今回の研修では笛吹市自立支援協議会当事者家族部会の滝澤利恵様と丹澤元美様より
「当事者家族部会の取り組みと地域に求めるもの」
と題して発表をしていただき、その発表をもとにグループワークを行いました。
アドバイザーとしてリーガルサポート山梨副支部長小林恵先生をお招きしました。
発表では、当事者家族部会のさまざまな活動の具体的な紹介がありました。例えば・・・
・行政と支援者が当事者や家族と一緒になって考えることが出来た市民ミーティングの開催
・地域へ出て行くことの難しい障がい者の地域防災訓練への参加・啓発活動
・見た目では判断出来ない障がい者への災害時お手伝いバンダナの作成・普及活動
などなど。
当事者、家族が地域と共生するための活動を行っていることを伝えていただきました。
そして・・・
「地域での活動へ参加することで地域住民と顔の見える関係をつくる事ができたがその関係を維持すること」
「さらに地域との結びつきを強いものにしていけるよう当事者、家族の活動に参加し、知ってほしい」
「活動をあたたかく見守ってほしい」
との言葉を受講生に投げかけていただきました。
その後のグループワークでは発表を聞いての感想、そして支援者として地域のなかで出来ることは何かを話し合い、活発な意見交換が行われました。
「当事者家族部会の地域における活動を皆で広めたい、広く地域に知ってもらいたい」
「自らも参加し活動すること、障がいを持った方の地域の中での居場所づくりが必要」
「目に見えにくい障がいを理解するために地域での取り組みに参加する」
「障がいの特性を知り、支援者として民生委員や地域役員との連携といった地域の連携にも支援者として関わることも必要なのではないか」
「地域に一歩踏み出したい」
との意見が出ました。
小林恵先生からは・・・
『地域にどのような障がい特性を持った障がい者が暮らしていることを知ること、支援者として本人が気づいていない不便さに気づき、発信することができたらよい、障がいは多様であり、本人に寄り添うときは一対一ではなく、社協、行政、隣近所といった多くの社会資源をうまく活用しながら本人と地域を結ぶつなぎ役となれたらよい。』
との統括をいただきました
今回の研修では生活支援員・市民後見人として活動していただく市民の養成、そして継続研修をするなかで、支援を必要としている方との相互理解を広げ、実践活動へとつなげることを目的としました。受講者のみなさんは当事者家族部会の思い、取り組みを具体的に知ることが出来、支援者として当事者や家族が地域とのつながりを持てるような役割を果たすことが大切であることを感じ取ることができたと思います。
次回の研修は来年の2月を予定しています。今回に引続き、次回も実践活動へ結び付けられるような内容を検討したいと思っています
後見センター 今泉