令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。そして、ご家族や大切な方々を亡くされた皆さまへ、謹んでお悔やみを申し上げます。
2月8日から14日まで、石川県中能登町災害ボランティアセンター運営に携わりました。
1月1日夕方から、何ができるか考えていました。そして、笛吹市には何が必要かとも同時に考えていました。1月末の協力依頼があった日に、「こまったときはお互いさま」「我が事として有事に備える」の二つの目的を抱き、現地に出向きました。
「石灯籠が倒壊した、災害ゴミとして仮置き場に運搬して欲しい」
永きにわたり、共にしてきた、生活の一部とも言える象徴が倒れ、災害ボランティア活動者に助けを求められます。助けを求めてきてくれたことに感謝申し上げます。
こうした、さまざまなニーズ(要望)が寄せられます。
疲弊された地元社協職員の代わりに値しませんが、全国の社協職員の仲間と、社会貢献活動に取り組む企業マンとマッチング(助けに向かうボランティアさんを調整)します。
災害ボランティアセンターは被災者・被災地主体ではありますが、ボランティアさんの安全第一でご支援をしています。全国から参加する災害ボランティアさんは、行動そのものが被災地に勇気を与えます。
このように活動者の皆さまの一活動は終了します。しかしながら、倒壊、半壊した物の運搬以外にも、他者に助けを求めたい方々は多いのではないでしょうか。少なくとも子ども達は、恐怖や喪失の体験など多くの困難に直面しているかと思います。ボランティアの皆さまをもっと信じて欲しいです。
地元の被災された方々からも数々の温かいお言葉をいただいて帰ってきました。
やはり、日頃からの「地域におけるお互いさまの心がけ」
日頃からの「多くの仲間と関係づくり」
日頃からの「シミュレーション(想像)」が必要だと改めて学んだところです。
笛吹市民の皆さま、
地域のふくし活動の大切さ、具体的な取組み、より多くの皆さまと共に考え、共に実行していきたいです。
皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そして、この1週間共に汗を流させていただいた、中能登町災害ボランティアセンター関係者の皆さまと私の上司と同僚、家族に感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
笛吹市社会福祉協議会 地域福祉課員