月別ブログ記事リスト
山梨県笛吹市社会福祉協議会のサイトです。
新型コロナウイルス感染者発生及び
一宮通所介護事業所休業のお知らせについて(訂正)
日頃より当事業所へのご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、当事業所で新型コロナウイルス感染者が発生し、大変ご心配をおかけしております。
保健所の最終判断により、感染者の発生につきまして、遡ってお知らせいたします。
《経過》
2月14日(月)にご利用者様の新型コロナウイルス感染が確認され、その後17日(木)18日(金)にも感染者が確認されました。16日(水)18日(金)には職員の感染が確認されました。
保健所の指示により19日(土)に、15日(火)のご利用者様と全職員について、PCR検査を行い、その結果ご利用者様5名の感染が確認され、職員は全員陰性でした。
また、保健所の指示により21日(月)に、14日(月)16日(水)17日(木)のご利用者様についてもPCR検査を行い、その結果6名の感染が確認され、14日から21日までにご利用者様15名、職員3名の計18名の感染が確認されました。
検査結果が陰性となったご利用者様は、保健所の指示で濃厚接触者となり自宅待機をしていただいております。尚、職員は濃厚接触者にはなってはおりません。
《臨時休業期間》
2月18日(金)から2月26日(土)
今後も引き続き感染症対策に全力で努めてまいります。何卒ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
「ぞーちゃん」と一緒にボランティアデビューしてみよう!
石和地区ボランティア連絡会では、環境美化、レクレーション、サロン運営、外出時の付き添い、登校時の見守り、手話サークルまで各種団体が集まって幅広く活動しています。
今年度は、マスコットキャラクター「ぞーちゃん」を制定しました。石和中美術部の生徒さんなどに応募してもらい、活動のシンボルマークとして、ポスター、チラシなどに登場します。
「ぞーちゃん」をクリックすると各種団体紹介が見えますので、ぜひ自分に合ったボランティアを探してみてくださいね。
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は「石和地域福祉推進委員会 委員長」の坂本さんからお話を伺いました。
社協:推進委員会に参加することになったきっかけを教えてください。
坂本:数年前に、区長となり、区長会の中で副会長となり、そこから推薦されて参加しました。
社協:推進委員としてこれまでどのような活動をされてきましたか。
坂本:防災のグループに参加しているため、コロナ禍になる前は、地域でのやってみるじゃん(高齢者の介護予防教室)へ出向き、防災の講話を行っていました。
また、石和の地域での、市役所の担当部署と一緒に避難所運営などの学習会を行っています。
地域のサロンで防災の話をする坂本さん
社協:日ごろ、地域の中で行っている活動を教えてください。
坂本:地区の河川敷に花植えをする環境美化、自分の地区の自主防災グループへの参加、近所の体の不自由な方がいるのでゴミ出しや、庭の草取りなどを手伝ったり、民生委員さんたちと一緒に登下校時の子どもの見守りを行っています。
社協:活動が様々ですね。今年度から、石和の推進委員長にも就任されました。石和の地域について考えていることがあれば、教えてください。
坂本:石和は地域でアパートも多く、昔ながらの関係が希薄になりがちなところが多いです。防災などで、一人暮らし高齢者などは何かあっても中々気が付けない現状があると思います。そうかといってサービスだけでは有事の際には限界がある、近所で顔を会わせる機会を作ることが重要だと感じでいます。
お互いに知り合うために、あいさつを行うことが推進委員会でも勧められていますが、中々難しいところもあります。例えば、子どもたちがあいさつをしないのは、防犯のためと教えられている場合もあり、一方で「あいさつをしなさい」ということは家庭と教育現場でのギャップがあるのではないかと思います。何のためにあいさつをするのか?という理解を伝えるほうも持っていないとと思っています。
いつもあいさつしている人がしなかったら、今日は元気がないな?何かあったのかな?と気がつくきっかけになるでしょう。そういった関係を作っていけることが大事と思っています。
大人自身も色々な社会の変化の中で関係が希薄になっていますね。普段から関係をもってコミュニティを築いていなければ、何かあっても助け合う関係は難しいです。
社協:これからの活動や希望についてお聞かせください。
坂本:防災の面では、グループのメンバーがそれぞれ得意分野をもって、各地区の高齢者の集まりで講話をしていけるようになったらと思っています。また、子どもたちにも防災のことを伝えていけるよう活動の幅を広げていく予定です。ゆくゆくは子どもたちに防災の知識を学んでもらい、子どもたち自身が地域の高齢者の集まりで防災の講師をしてもらえるような、防災を基軸にした世代を超えた交流の循環ができていくといいなと考えています。
推進委員としては、「地域福祉推進委員が何をしているのかわからない」と言われます。認知度の低さは課題ですね。石和以外の他の地区の推進委員の方たちと、それぞれの地域がどんな活動をしているのか、ざっくばらんな話をする機会を持てたらと思っています。
コロナ禍で難しいところもありますが、地域の皆さんには、推進委員が行っている活動にまずは興味をもって参加してもらいたいです。コミュニケーションをとって地域での横のつながりを作り、自分のいる場所のコミュニティを作っていくことが住みやすい地域づくりにつながると思います。
コロナ禍での活動を話し合う石和地域福祉推進委員会のグループリーダーたち
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は「防災グループ」の小俣さん、雨宮さん、野田さんからお話を伺いました。
社協:地域福祉推進委員会に参加することになったきっかけを教えて下さい。
小俣:数年前に区長を務めた時に、自分の地域の推進委員が決まっていなかったため引き受けたのが始まりです。区長は退任しましたが、推進委員活動が区の中で認知度が低く、活動をスムーズに次の人に引き渡すことが大変難しいと感じる引継ぎ方法を模索しています。
インタビューに答える小俣さん
雨宮:数年前に区長だった時に、大雨で近くの川が決壊するかもしれないということがありました。地区の皆さんから問い合わせがありましたが、いざとなると誰にどのように避難の情報を伝えて、どんなタイミングで避難すればいいのか、の難しさを感じました。要援護者としての名簿はあっても避難の際に区として誰が支援が必要なのかが明確に分からず、そういったことも知りたいと思って推進委員会に参加するようになりました。
野田:私も同じ時に区の役員をしていました。当初の避難所へ避難することが難しいということで、近くの商業施設や公共施設への避難場所を切り替えられないかを雨宮さんと一緒に交渉したりしました。雨宮さんとは民生児童委員にも同時に就任したので、その関係で防災グループでの活動に加わっています。
インタビューに答える雨宮さん(左)と野田さん(右)
社協:防災グループではどのような活動をされていますか。
小俣:市の防災危機管理課の方を招いた防災学習会を年に何度か開催しています。コロナの前には地域の高齢者サロンや介護予防事業へ行き、防災啓発活動をしていました。
野田:私や雨宮さんは推進委員会に加わったのがほとんどコロナ禍の時期になっているので、委員の活動として対外的なところへ出ていく機会はまだないのですが、防災学習会では一住民としても知らなかったことがたくさんあるため、本当に学ばせてもらっています。
社協:皆さんは日頃地域でどのような活動を行っているか教えて下さい。
雨宮:民生委員として地域の気になる方への訪問をしています。ただ、アパートが多い地区で自治会への登録が少なく、実態を把握することが難しいなと感じています。
野田:私も民生委員として実際に訪問しますが、色々な訴えを受けています。すべてを自分一人で対応するのは難しいですので、ご本人だけでなく、近所の方からの間接的な役割を含めて関わっていかなければならないなと思っています。
小学校区毎の地域での防災の話合いの様子
小俣:昨年の春から自主防災の組織を自分の地区で立ち上げました。地区の皆さんに防災の意識を持ってもらえるような活動や、組織が継続的に続けられる仕組みづくりを考えながら進めています。
社協:今後の活動でこうしていきたい、と思うことがありましたら教えて下さい
雨宮:地区でのグランドゴルフや生け花などの集まりがあるので、そういった機会を利用して、皆さんに防災など知ってもらいたいことを伝えていきたいです。
野田:自分の住む地区は高齢者でアパートに住んでいる方が多く、関わり合いが少ないです。防災は個々が色々な場面を想定した中で「どの様な柔軟な対応が必要なのか?どのような意識でどの様な行動をとらなければならないのか?」など広く考えていかなければならない時期に来ていると思います。そういった意識にそれぞれの個人が変わっていくように地域で関われたらと思っています。やはりコロナが落ち着いたらみんなと話をしたいですね。
小俣:自分の地区で高齢者が集まるコミュニティが無くなってしまっているので、少人数でもそういうものがいくつかまた作れるようになれたらと思っています。
高齢者に限定せずに若い世代からの集まりで勉強会を開いたり、地区の行事の文化祭、運動会に「防災」に関わることも取り入れていけたらと思っています。
私の地域は他の地域と同様に高齢化が進んでいます。アパートに住んでいる人たちも多く、地区で情報発信がしづらいと感じることもありますが、コロナが収束して世代間交流が地区の中できるようになれば、防災だけでなく色々なものを伝えやすくなっていくと思います。
防災グループでの話し合いの様子
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は「環境美化グループ」の根津さんと笹本さんです。
社協:推進委員会に関わることとなったきっかけを教えて下さい
根津:それまで自分の住む地区に推進委員がおらず、区長を務めた際に関わったことがきっかけです。自分の知らない世界を見聞きしたい、自分の地域に推進委員会の活動を活かして活性化したい、という思いで継続して推進委員を続けています。
笹本:民生委員になった際に声がかかりました。民生委員が関わっていくように地区で規約が変更になり、継続して関わっています。
インタビューに答える根津さん(左)と笹本さん(右)
社協:環境美化グループではどのような活動を行っているのでしょうか。
笹本:これまでに、市で行っているボランティアの清掃活動(笛吹市磨こうプロジェクト)の参加や、石和中学校と清流公園の清掃活動、地元の子どもクラブとの夏休みの清掃活動を行っています。
根津:地域の方にアンケートをとり、ゴミ問題で悩んでいる地区が多かったことが分かりました。コロナ禍で活動が制限されている中では、地域の皆さんに対して推進委員会を知ってもらうことも含めた、環境推進のチラシを作って回覧しました。
社協:日ごろお二人が地域で行っている活動を教えてください。
根津:区長としての役割もありますが、住民からの相談を受けての河川敷の清掃、地区の子どもクラブが地域のために清掃活動をする形を作ったり、地区での交流事業として新たに文化祭サロンなどを計画しています。また、地域の活性化のために駅周辺の4地区と一緒に「きたよん祭り」というおまつりを行っています。
笹本:地区のシニアクラブの会長を何年か務めています。高齢者が定期的に集まる場所を作り、やってみるじゃん(市の介護予防事業)や農閑期にはものづくりのサロンを開いています。子どもたちの登校を見守る北小安全ボランティアの会の代表をしたり、その流れで石和地域のボランティア連絡会の会長も行っています。
登校時の見守りボランティアをする笹本さん
社協:今後に向けて、地域の皆さんへのメッセージをお願いします。
笹本:住みよい町づくりとは何か、と考えたときに、例えば自分の家の前が汚れているから、自分の庭を掃除するようなつもりで自分の家の前の道路まで掃除する、そんなことではないかと思います。一人一人が色々なものに率先して取り組んでいくことが支えあう地域づくりにつながると思います。今自分が関わっているボランティア活動などもしっかりとした基盤が出来上がっているので、新しい人に入れ替わっていきながら続いていってほしいですね。人と話をするのが好き、人に色々勧めるのが好きという人がたくさん現れて地域を活性化していってくれるといいと思います。
根津:各地区で例えば月に一回くらい「〇〇の日」とか名前を付けて清掃活動をする取り組みができるといいなと考えています。見て見ぬふりが地域の困っていることにつながるので、各地域において日ごろから活動することで色々なことを見直しする時間を持ってほしいと思います。
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は「世代間交流グループ」の植村さんと杉田さんのお話です。
社協:地域福祉推進委員会の参加のきっかけを教えて下さい。
植村・杉田:どちらも始まりは民生児童委員ということで声を掛けられました。
杉田:私はその後もご縁が続いて民生児童委員を退任した後も、地域でのボランティアをしながら関わっています。
インタビューに答える杉田さん(左)と植村さん(右)
社協:世代間交流グループではどのような活動をされているんでしょうか。
植村:コロナの前は地域の保育園と高齢者の交流事業を行っていました。今は感染状況の様子を見ているところですが、今後は交流ができる対象を学童にも拡大していけたらと考えています。
高齢者と保育園児の交流事業
社協:日頃の地域でのご自身の活動を教えて下さい。
植村:私は民生児童委員、シニアクラブ、地区でのサロンの開催、高齢者施設での演芸のボランティアなどの活動を行っています。複数の団体に所属し、それぞれの活動に力を入れています。石和町のボランティア連絡会で最近は各団体が協力してマスコットキャラクターを決めたり、お互いの団体の活動を協力するようになっていい流れだなと感じています。
杉田:私はボランティアでの活動が主になります。今は主に高齢者施設での農作業を行っています。
社協:今後の活動に向けての意気込みを教えて下さい。
世代間交流グループでの活動の話し合いの場
杉田:ボランティアをこれまで長いこと行ってきましたが、自分でも年齢を重ねるにあたって、次世代を育てる時期なのかなと感じるようになってきました。地域の若い方が何になら興味を持ってもらえるか、若い世代の声を聴けるように考えながら活動できればと思います。
植村:今、色々な地区や高齢者、子どもたちの集まりでボッチャの交流を行っています。ボッチャでの様々な集まりを通して新しい方とつながっていきたいです。特に若い世代の声を聴きたいので、子育ての集まりでその親世代が関わっていけるような計画を立てていきたいですね。
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は「あいさつ声かけグループ」の井上さんと間瀬さんからのお話です。
社協:推進委員会の参加のきっかけを教えてください。
間瀬:やってみるじゃん(笛吹市の各地域で行う介護予防事業)の協力員として活動していたところ、民生委員として声が掛かり、その流れで推進員委員会への参加も勧められました。委員会も最初は石和福祉健康まつりの手伝いでという形でした。
井上:私は最初やってみるじゃんのことも知りませんでしたが、何かあったときに地区の集まりに顔を出してくれればいいからと民生委員になりました。推進委員会へは間瀬さんと同じようにまずは民生委員だからと話がありましたね。
社協:あいさつ声かけグループでの活動を教えてください
井上:通学時の子どもの見守りなどは各学校を中心に行われていると思いますが、その中に加わることもあります。
また、山梨不登校の子どもをもつ親たちの会「ぶどうの会」や学びづらさを抱えている子どもたちを支援する「こすもす教室」を呼んでの学習会を行いました。コロナ前には地域の小学校のPTAに推進委員会の活動を理解してもらうための説明会も行っていました。活動そのものは「あいさつ声かけ」という、まさしく日ごろ行うことですが、児童生徒たちに自分があいさつするように近所での散歩の途中などに出会う知らない人にも挨拶するように心がけています。
間瀬:自分の住む地区でのやってみるじゃんでグループの活動を紹介してもいます。また、民生児童委員になってから子どもの登下校時の見守りを10年以上行っています。長く続けていると、子どもたちは高校生になっても声をかけてくれるのでうれしいですね。あいさつがきっかけで顔見知りになり、またあいさつをしあう関係が続いていっていると思います。
グループでの活動の話し合い
社協:日ごろ地域でされている活動について教えてください
井上:ご近所だからということでゴミ出しに不自由している高齢者のお宅のお手伝いをしています。
間瀬:わたしも地域で車いす生活の方が資源ゴミ・有害ごみの出すところが遠いのでゴミ出しをお手伝いしたり、お買い物に行けないシニアの方のお手伝いをしています。
わたしの地区では活性化委員会があり、当初は小学校区での見守りのボランティアをしていた方たちを中心に区民の皆さんのための集まりの場として芋ほりなどの活動や、最近では地区の清掃活動などの環境美化の取り組みも始めました。
社協:これから活動を続けていって、こうなっていってほしいという希望があれば教えてください。
井上:お互いに知り合ってみんながつながりを持てるといいですね。何かあったときに気にかける、おせっかいではないけれど、見守りが自然にできるようになったらなと思います。
誰もが自分の近くの人を気にかけて、いつもの集まりを休んでいたら「何かあったかな?」と年代を越えてその人をみんなが気に掛けるようになっていけるといいですね。
間瀬:「あいさつは家庭から」と思っています。親御さんとも顔見知りになり、子どもとも自然と顔見知りになることで何か特別な活動がなくても、日ごろの中でおたがいそういう関係になっていけるといいなと思っています。
「地域福祉推進委員さんてどんなことしているの?」をテーマに石和地域の推進委員の皆さんにお話を伺いました。
※誰もが安心してくらせる地域を作るために、地域住民の皆さんが行う内容を示した地域福祉活動計画が作られています。この計画に基づき、住民の皆さんが住みよい地域を作るための活動を中心になって行っていくのが 地域福祉推進委員会です。
今回は地域福祉推進委員会の活動の一つ「支え合う地域づくりいさわ」について、代表の安藤さんと副代表の伊藤さんに活動の様子を伺いました。
※「支え合う地域づくりいさわ」とは笛吹市石和町の生活支援体制整備事業・第2層協議体の愛称です。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように町内の実情に合った「住民同士の支え合い・助け合いの地域づくり」を推進している活動です。地域福祉推進委員会の活動の一環として行われています。
インタビューに答える伊藤さん(右)と安藤さん(左)
社協:お二人は、どんなことがきっかけで推進委員へ就任されたのでしょうか?
安藤:スコレー大学(笛吹市の市民講座)で防災のことを勉強し、なにかこの学びを生かす機会がないかなと考えていたところに区長さんからやってみないかと話がありました。
伊藤:「居場所づくり」の活動で市の第一層協議体委員になったことから、第二層協議体「支え合う地域づくり石和」の委員もすることになりました。そして二層の委員になったら、もれなく地域福祉推進委員もくっついてきた・・・おかげでいままでなかなかお会いする機会がなかった、近隣他区の方々と出会えたり、推進委員の活動そのものも知ることができました。
社協:安藤さんは推進委員になってからは、認知症サポーターでの活躍、ボランティアで地域の方の困りごとの支援に関わっていますね。
安藤:自分のできることは積極的にやりたい、という思いがあります。当初、高齢者の自宅にカーテンを取り付けるというボランティアの依頼だったのが、その方が認知症で実際に関わってみると目の前の困りごとだけでない家族との関わりの大変さがあったり、ひとり暮らしの方の自宅に溜まってしまったゴミを片付けたけれど、そもそもそんな状況になった元の部分に関わることができないとまたゴミが増え始めてしまったり...色々な課題があると肌で感じています。
認知症サポーターの活動は、学校や地域の高齢者サロンなどで行っています。子どもたちには、これからますます増えていく高齢者を理解するツールの一つとして、高齢者自身であっても認知症そのものへの学習の機会は必要だと感じています。
中学生に認知症サポーターの講義をする安藤さん
社協:伊藤さんの普段の活動についても教えて下さい。
伊藤:生活弱者になりやすい、女性、子ども、高齢者に向けた活動がメインです。「支え合う地域づくり」としては、コロナの影響で、居場所づくり活動ができなくなっていることと、意外に進まない市民の理解に、第一層協議会の広報委員として、「どうしたら活動を理解し、担い手となる市民を増やすことができるか」に頭を悩ませています。
支え合う地域づくり石和の中でのグループ会議で意見を述べる伊藤さん(右端)。
社協:支え合う地域づくりの活動はいかがですか?
伊藤:「支え合う地域づくり石和」は、近所のつながりが希薄化する中で、主に高齢者の困りごとなどを「地域の助け合い」で解決することができるような仕組みやしかけを考える活動ですが、「地域福祉推進委員」は、それを自らが実践することが活動なのだと思います。
安藤:高齢者の移動支援が大きな課題と感じています。地域差もありますが、私の住む地区では自動車に乗れないとゴミ出しや買い物に途端に困ってしまいます。色々課題はありますが、例えば地域での仲間で一緒にゴミ出しを支援するグループなどを作っていけるようにしたいですね。
社協:地域の皆さんにメッセージをお願いします。
安藤:地域で新しい取組を始めるのは大変ですが、今までおこなっていた活動を「そもそもなぜそれを行っていたのか?」を振り返り、より良い形に、より発展していく形でできたらいいと考えています。
地区で様々な役割を引き受けることに、難しさや責任を感じることもあると思いますが、1年で終わってしまうのではなく、数年関わっていくことでよりよく、よりやりやすくなっていくと思います。なので一度何かの活動に関わったら継続して関わってもらえると嬉しいですね。
伊藤:広報委員として「今は元気。いつまで元気? いつかはきっと自分ごと。」というキャッチコピーを考えたのですが、これがもっと広まらないかな、と思っています。でも本当は「自分ごと」になる前に、気がついてほしいし、出会ってほしい。
人と関わることはたいへんで、ときには傷つくこともあるけれど、共に生きる人生は、豊かで楽しいものです。
誰かのために、は自分のためでもある。よりよく生きる、ですね。
『第4次地域福祉活動計画』の素案に対するパブリックコメントの募集の受付は終了しました。
みなさまご協力ありがとうございました。
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『第4次地域福祉活動計画』の素案に対するパブリックコメントを募集します。
石和福祉健康まつり実行委員会では、まつり・日赤バザー代替活動として、暮らしを応援する支え合い「温かい心いさわ」を開催します。
「温かい心 いさわ」とは・・・
石和福祉健康まつりのテーマ「つなげよう、つたえていこう、温かい心 いさわ」の意思のもと、歴史ある日赤バザーのかたちを変え、地域住民の皆様との支え合い活動を展開し、誰もが安心して暮らせる地域づくりの活動です。
この活動は、石和町内でコロナ禍の影響や、さまざまな事情により困っている方のために、「生活雑貨」や「食料品」などを届ける支え合い活動です。
生活必需品の募集「お願いしたい内容」
□募集期間:令和4年2月28日(月)まで
□募集品:生活雑貨 オムツ 生理用品 学用品 など食料品(米・乾麺・缶詰・お菓子・調味料など)
*その他寄付金受付:活動に必要な物資購入費に充てさせていただきます。
*留意事項:未使用未開封品を募集、食料品は賞味期限が4月末以後の物
*制服・体操着・ランドセルなどは募集していません。
□持参場所:いさわふれあいセンターなごみの湯
*受付時間8:30から20:00まで
(水曜日と2/24の木曜日は8:30から17:00まで)
生活必需品募集のチラシチラシ(募集).pdf
生活必需品の無償配布
「対象者」 原則的に石和町内で大変な思いをして暮らしている方
「配布品」:生活雑貨 オムツ 生理用品 学用品 など
食料品(米・乾麺・缶詰・お菓子・調味料など)
「申込期限」:令和4年2月28日(月)
「申込方法」:申込書に記入の上、
電話・FAX持参のいずれかの方法
*電話の申し込みは9:00から17:00までの間にお掛け下さい。
申込書 チラシ(希望者).pdf
「配布期間」:令和4年3月7日(月)から11日(金)まで
「配布場所」:いさわふれあいセンターなごみの湯
「配布時間」:原則的に12:30から17:15
*受け取りに支障がある場合はご相談ください。
2月3日はデイサービスと障がい部門とで一年間の無病息災を願い、感染症対策を万全にして豆まきをおこないました。
まずは準備です。
障がい部門でお面や飾りを作成。
雰囲気を盛り上げます!
鬼役はデイサービスの職員3名と障がい部門のメンバーさん2名です。
鬼役をしたメンバーさんは「デイサービスの利用者さんに豆をぶつけてもらえて良かった」と鬼の役割ができたことに満足していました。
他のメンバーさんからも「デイサービスの利用者さんに喜んでもらえて良かった」「自分も楽しかった」と、準備から頑張ったので、喜びのコメントがいっぱい聞かれました。
豆まきが進む中、おやつのおしるこの調理も順調です。
白玉粉から調理しました。
お手製白玉5個入り
おやつの時間までにはおしるこが無事完成しました。
美味しく召し上がっていただくことができました。
障がい部門のメンバーさんそれぞれができる役割を担い、その役割を達成することでデイサービスの利用者さまと一緒に楽しく豆まきができました。無病息災な一年になることを願います
また、地域住民のみなさまとも交流できる日を楽しみにしています
スマイルいちのみやでは、デイサービスと障がい部門とで行事などを通して交流の機会を持ち、お互いの理解を深め、地域共生社会の実現を目指しています。
一宮地域事務所
障害者地域活動支援センター「ふえふき」
2月のお知らせです
一宮町福寿会(一宮町シニアクラブ)では、
新年互礼会、囲碁大会、ボッチャ講習会、健康旅行などのさまざまな事業を実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染急拡大によりすべての事業の中止が余儀なくされました。
「今年はできると思ったのに残念」という声も複数いただきました。
そこで、
「会員のために何かできないか」と役員で話し合った結果、
感染予防グッズの配布及び相談活動を行うこととなりました。
各地区の会長に依頼し、
全会員に感染予防グッズを配布、
その際にお困り事がないか聞き取りをしてもらいます。
お困り事があれば福寿会役員に連絡。
解決に向けては事務局(一宮地域事務所)も協力させていただきます
2月2日(水)は役員が集まり準備をしました。
これから各地区の会長を通して全会員に届くことになります。
地域の顔見知りだからこそ、
気軽に相談できることもあると思います
会員同士が大勢集まる事業はできませんが、
少しでもつながりを絶やさない活動をしていけたらと考えています。
一宮地域事務所
声をかけ 支えあう町 いちのみや