一宮北小学校4年生の福祉教育を7月16日(火)に実施しました。一宮北小学校では今年度、総合的な学習の時間で高齢者について勉強をしており、1回目は高齢者のイメージを考えました。2回目の今回は高齢者疑似体験を行いました。
始めの会の様子
今回は一宮町内で活動しているボランティアや一宮地区地域福祉推進委員の方にもご協力をいただきました。
児童は2人1組で高齢者疑似体験セットを装着し、関節の曲がりにくさや手足の上がりにくさなどの筋力の低下を体験したり(階段の昇り降り・バスケットボール)、ゴーグルを装着し白内障の体験(読書)を行いました。
▼階段の昇り降り▼
バスケットボール
読書
終わりの会の様子
・児童の感想
「お年寄りの体がこんなに大変なことを初めて知った」
「階段を昇るときは重たい方の足を後にして、降りる時は重たい方の足を先にすると楽にできた」
「大きい字は見えるけど、小さい字は見にくかった」
3つの体験を通して、高齢者の関節が曲がりにくいことや
手足が上がりにくいと、目が見えにくいことを学び、
「物理的なバリア」について知ることができました。
今後、今回の振り返りを行い、2学期は今回の体験で学んだことを活かして実際に高齢者と一緒にグラウンドゴルフを行います。グラウンドゴルフには一宮町福寿会の方々にご協力いただく予定です
一宮町福寿会では75歳から95歳くらいの方々が元気にグラウンドゴルフをしています。高齢者とのグラウンドゴルフは「心のバリア」の理解につながる体験になると思います
一宮地域事務所