2月2日(土)八代町南区一部「森の上地区」で福祉マップ作成会「支えあい地図づくりの会」を開催しました!
福祉マップとは、独り暮らし高齢者や障がい者の方、妊婦の方など、「災害時要援護者」とよばれる方、またその方達に避難時に声かけを行ったり日頃手助けをしてくれる「支援者」の方などの情報を書き込み、災害時にはもちろん、平常時の見守りにも役立てることを目的として作成する地図です。
森の上地区では平成23年10月、高齢者ふれあい・いきいきサロン「なかよし会」で福祉マップの作成を行いました。その時はなかよし会の参加者や地域にいる独り暮らしの方をマーカーで印をつける作業を行いました。
それはその1回のみで終了してしまいましたが、
「このままではもったいない」
「森の上地区全体で防災について考えたい」
との声が挙がり、福祉マップとして災害時に活用できる地図の作成を再開することとなりました。
平成24年夏から部長さん、民生委員さんを中心に打ち合わせを重ね、
・地図づくりは2回でひとまず完成させることを目標とする
・地図が完成しても随時更新していく
ことなどが決められました。
そしていよいよ、12月1日に部長さん、民生委員さん、組長さん、消防団の方、そして地域住民が集まり「第1回 支えあい地図づくりの会」が開催されました!
この様子は、社協広報「かけはし」2月号4から5ページに詳しく掲載されています
http://www.fuefuki-shakyo.or.jp/kakehashi/pdf/kakehashi33.pdf
そして第2回では、第1回で作成された2つの地図を1つにまとめる作業を行いました
「避難経路を組ごとに決めれば、避難時に組ごとに安否確認が出来るのでは」
「マップづくりを組長達だけで進めても意味が無い。森の上の住民全体に少しでも浸透するように、部の総会で『こういったことをやっています』と発表しよう」
など、さまざまな意見が出されました
マップも無事完成
マップは完成しましたが、これは随時点検し、更新する作業が必要なもの。
なぜなら今は元気な方でも数年後には体が動きづらくなり、避難時などに支援が必要になっているかもしれないなど、要援護者や支援者の状態など、地域の情報は常に変化しているからです。
住民の防災の意識が途切れないよう、防災に関するさまざまな取り組みを続けていくことが大切だと思います。
また、こういった取り組みが他の地区に少しでも広まるよう、社会福祉協議会も地域の方と一緒に活動をしていきたいと思います
地域福祉課 八代地域事務所