こんにちは!
山梨県立大学3年の岡田茉子、山本優菜です。
8月18日から9月21日までの1ヶ月間、笛吹市社協で社会福祉士現場実習をさせていただきました。実習を振り返り、本当に多くのことを学ぶことができました。
実習では、個人を支えるための方法と、地域で個人を支えるための方法について学ばせていただきました。
特に、地域で個人を支えるための方法では、御坂町成田地区に協力していただき、住民のみなさんに成田地区のよい所や、困っていることなどについてのお話をきかせていただいたきました。
お話の中では、成田地区は御坂町の中で一番大きい地区で、買い物に行く手段が限られていることを知りました。さらに、自分たちで実際に歩いてみることで、買い物に行く手段だけでなく、一時避難場所(成田スポーツ広場)と指定避難場所(みさかの湯)が離れているので、災害時の避難が課題になることに気がつきました。
そのことを踏まえて、9月15日には、成田公民館で、サロン参加者や民生委員さん、公民館主事さんに、『未来の成田地区を想像してみよう』というテーマで、地域住民の方へのインタビューや自分たちが歩いて感じた課題について発表させていただきました。
▲成田地区での発表の様子▲
▲成田地区の方と地図を一緒に見る様子▲
今回の発表に向けての準備は、非常に苦戦し、さまざまな葛藤がありました。しかし、住民のみなさんからは、地区の現状を知れたという声や、これからの成田地区について考えていかなければならないという声を聞くことが出来ました。少しでも、成田地区について考えるきっかけになれたら嬉しく思います。
その他にも、個人を支えるための方法として、日常生活自立支援事業・成年後見制度を利用しているまたは、これから利用する方の生活状況についてのお話を聞かせていただくとともに、支援方法を学ばせていただきました。
またなんでもカフェ(今回は障がい理解)や夏の寺子屋(障がい児の学童保育)など、 笛吹市社協がかかわっている事業や活動にも参加させていただきました。その中で、社協は、子ども・高齢・障がい等全ての住民を対象とする支援を行っていることが分かりました。
▲なんでもカフェに参加した様子▲
実習を通して、
時代が移り変わるなかで、住民のニーズや課題が多様化して、地域の支えあいが重要になってくるということを感じ、個人への援助と地域への援助を切り離して考えてはならないものであると学びました。
私たちは、笛吹市の社協で実習させていただき、笛吹市の住民の方の温かさや、社協職員と一緒により良い地域を作っていくという向上心に触れることができました。
笛吹社協の職員の方々のように、地域住民の気持ちに寄り添い、一緒にふだんのくらしのしあわせを考えていくことができる社会福祉士を目指していきたいと思います。
私たちに協力していただいた地域住民の皆さまをはじめ、指導してくださった職員のみなさまのおかげでとても充実した1ヶ月間を送ることが出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。お忙しい中、本当にありがとうございました。
▲学生実習指導者と一緒に▲
山梨県立大学3年 岡田茉子、山本優菜