月別ブログ記事リスト
山梨県笛吹市社会福祉協議会のサイトです。
利用者様にキレイな音色の届けたい
笛吹高校ハンドベル部の皆様 が来てくださいました。
『ハンドベルの演奏を近くで聴きたい』と
利用者様は間近で 澄んだ音色に聞き入っておられました。
『若い人から元気をもらった』など
ご利用者様からの感想や笑顔、拍手で盛り上がりました。
『手を添えて一緒に演奏』してくださり
ご利用者様と生徒さんの交流の場が生まれ、和やかな雰囲気で演奏会は終了しました。
ハンドベル部 の皆様ありがとうございました
石和通所介護事業所 中田
今年の梅雨は、連日猛暑が続いたかと思えば一転して雨風が強く吹いたりと変わりやすい天候ですね。
居住環境を整え、食事と水分をしっかり摂ってお過ごしいただきたいとおもいます
さて、八代通所では、7月4日から2週間に渡って『お寿司ツアー』を開催しました。
毎日の生活に意欲を持ち、社会性を維持するための一環として
「はま寿司石和店様」・「ボランティア様」の協力を得て出掛けました。
ご利用者様から「昔はお寿司を食べに行ったけど、ここ何年も食べに行っていないなー」という声も多く聞かれ喜んでいただきました。
※ボランティアさんと一緒に世間話をしながら、好きなお寿司を吟味しています!!
※好みのお寿司に満面な笑顔
昨年度に続き、今年度も実施する事ができました。
「はま寿司石和店様」・「ボランティア様」ご協力ありがとうございました。
こんにちは。
皆さんは『地域福祉活動計画』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
「初めて聞いた!」という方や、「言葉自体は聞いたことがあるけれど、内容はよく分からない。」という方が多いのではないかと思います。普段聞き慣れない言葉で、少し難しい印象を受けるかもしれません。
『地域福祉活動計画』は、地域住民が主体となり、社協とともにその知恵・労力・お金を出し合い協力しながら、互いにふれあい支え合っていく「幸せあふれるまちづくり」を目指し活動していくための計画です。
これが、笛吹社協の『第2次地域福祉活動計画』のスローガンです。
第2次地域福祉活動計画は、平成24年度から平成28年度までの5年間の『地域(笛吹市)』の『福祉(ふだんのくらしのしあわせ)』の『活動』をするための『計画』であり、笛吹社協はまさに今この瞬間も、この計画に沿って活動しています。
※第2次地域福祉活動計画について、詳しくはこちらから((クリック))
第2次地域福祉活動計画は、笛吹市の第2次地域福祉計画(法律を背景に行政の責任で整備すべき施策を中心にまとめたもの)と連動し、地域の暮らしを支えています。
第2次地域福祉活動計画は今年度で5年の期間が満了します。そこで、笛吹社協では、平成29年度からの5年間を計画期間とする『第3次地域福祉活動計画』の策定を進めています。
地域住民の生の声を活動計画に反映するために、2つのアンケート調査を実施しました。
1つは、地域の身近な相談役として住民の生活課題を把握している『民生委員・児童委員、主任児童委員全員(210名)』を対象にした地域住民の相談等に関するアンケート調査です。アンケートの結果から、以下のことが分かりました。
1)民生委員は地域において様々な対象の相談を受けており、最も多いのは高齢者に関する相談である。地域住民の身近な相談者としての役割を果たしている。
2)相談先としては、どの対象者においても社協・包括支援センターが上位である。社協は、民生委員と協働する機会が多く身近な機関となっていること、幅広い地域福祉活動で様々な分野の相談に対応できることなどがその理由として考えられる。
3)問題が解決するためには、相談関係機関の充実、地域住民の支え合いの力(間接的な支援と直接の支援)、本人・家族の意欲と行動力が要因といえた。
4)安心して暮らせる地域づくりのためには、地域住民による支え合い(直接の支援よりも日頃からの交流、声かけ、見守りなどが中心。自然な声かけが地域づくりにつながる)、困った時に何でも相談できる身近な窓口があること、相談機関とのスムーズな連携・調整・協力(支援結果などの情報のフィードバックを含む)、問題解決に取り組むことができるよう本人・家族の持つ力を発揮できる働きかけ(専門職、地域支援者、地域住民各々の役割を持ち働きかける)、支援者(専門職、地域住民等)が実践に生かせるような学習・研修による人材育成が必要である。
5)地域づくりでは地域の実情に応じた支援が必要であるが、自治組織(区)の範囲に限定されない広域の地域づくりへの支援、自治組織に加入していない住民や地域活動への協力が困難な住民を包摂した地域づくりが課題としてあげられた。
もう1つは、子ども・子育てに関する潜在的な問題の実態を把握している『子ども子育て関係団体(43件)』を対象とした地域住民の相談等に関するアンケート調査です。アンケートの結果から、以下のようなことが分かりました
1)保育所・幼稚園等においては、保護者からの相談や子どもの様子から専門職が課題を発見し、それを各行政機関等に相談・連絡することで解決へと結び付けているということが分かった。また、相談・課題の割合や内容から、保護者の子育てについての不安の強さがうかがえる。また、子どものことのみならず家庭のことまで相談が及ぶなど相談の質的な広がりもあり、相談への対応の困難さがうかがえた。
2)学童保育においては、その機能や職員配置などから、家庭内の課題を早期に発見できない場合もあるものと思われる。また、相談や課題の発見があったとしても、うまく相談・連携ができず解決まで結びついていない。
3)課題の解決ばかりでなく、課題の早期発見や予防のためには、地域における様々な交流の機会やそのための施設・設備の整備、地域の見守り活動などが必要であり、これらが子育て専門機関と連携することにより、安心して子育てができるといえる。
また、同時に若手職員を中心とした8つの作業部会を設け、「第2次地域福祉活動計画の事業評価」及び「介護保険法をはじめとした各種法制度の改正による地域づくりの課題の抽出」を行ないました。
これらの結果を策定委員の皆様と共有し、アンケートからみえる課題や日頃感じている地域の問題等について、様々なご意見をいただくために、6月14日(火)午後1時30分より、八代福祉センター2階にて『第1回策定委員会』を開催しました。
下記選出区分より選出された方々が策定委員に委嘱されました。(順不同)
1 )笛吹市教育厚生常任委員会委員長
2 )笛吹市保健福祉部部長
3 )笛吹市連合区長会会長
4 )笛吹市民生委員児童委員協議会会長
5 )笛吹市ボランティア連絡会会長
6 )笛吹市老人クラブ連合会会長
7 )KORENふえふき代表
8 )笛吹市障害者団体連絡協議会会長
9 )一般市民
10)一般市民
11)学識経験者
12)笛吹市社会福祉協議会常務理事
委嘱状の交付後、委員長、副委員長が選任されました。
▲左から、雨宮委員長、芦澤副委員長▲
委員長、副委員長の挨拶後、議事に入りました。
まずは、笛吹社協職員より、第2次地域福祉活動計画の事業評価についての報告と第3次地域福祉活動計画策定の進捗状況の説明(各アンケート調査結果の報告、各種法制度の改正による地域づくりの課題の報告)を行ないました。
当日の資料は45ページにも及び、質・量ともに非常にたくさんの内容が詰め込まれておりましたが、策定委員の皆様はとても熱心に聞いてくださり、多くの意見交換がなされました。
策定委員の皆様からの主な意見としては、下記のようなものがありました。
「相談に対応する場所、窓口、機能といったところが今後5年間で重要になってく
る。」
「子育て中の方が学校や保育園などの施設以外でも気軽に相談できる場を考えていきたい。」
「アンケートからでてきた子どもの虐待、貧困、親の社会的孤立といったことが今の社会情勢を物語っている。SOSを発信してくれれば気づき、支えることができるが、発信できない方をどのように見抜くかが大切である。」
「長期休みだけでも良いので子ども食堂のようなものを、地域の方たち、特に高齢者と子どもたちが一緒にできると良い。」
「行政と社協のコンタクトがとれた中で同じ目的に進んでいく中で、個人情報等の壁にぶつかることがよくある。一方は一方の道を行くのではなく、一緒になってひとつの道を開いていってほしい。」
策定委員の皆様からのご意見や特別アドバイザーのルーテル学院大学学事顧問・教授
市川一宏先生からのご助言をいただきながら、今後、9月・11月・1月の3回に渡り策定委員会を開催し、地域の皆様と一緒に平成29年4月から実施の第3次地域福祉活動計画を策定していきます。
策定までの様子は、笛吹社協ホームページや広報誌「かけはし」等で随時報告をさせていただきます。
第3次地域福祉活動計画策定委員会事務局
7月9日(土)ハートランドふえふきを開催しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの方にご参加いただき、笑顔いっぱいのなか終えることができました。
★開会セレモニー★
来賓を代表して、倉嶋市長よりあたたかいご祝辞をいただきました。
開会セレモニーの最後にはフッキーも登場!!みんなに大人気です♪
★市民ミーティング★
今年で3回目を迎える市民ミーティングでは、障がいがあっても住みやすい笛吹市にするために意見交換を行いました。
自立支援協議会当事者・家族部会の4名が司会進行を務め、 倉嶋市長はじめ笛吹市役所の方々にも大勢参加して、会場からの質問や意見に答えていただきました。
「障がい当事者のことをいろいろな人に知ってもらいたい」
「支援学校に通学していても、地元の学童保育に通えるようにしてほしい」
「災害時、災害弱者に市はどのような対応を考えているのか教えてほしい」
など、多くの意見があり活発な市民ミーティングとなりました。
参加者に記入していただいたアンケートでも、市民みんなが障がい者のことをきちんと理解することや、相談できる場所や人がいることが必要であるという回答が多くありました。
★体験コーナー★
おりがみ教室とマーブリング教室です。子どもたちが楽しく作っていました。
★ユニバーサルスポーツ★
障がいのあるなしに関わらず、みんなで楽しくスポーツをしています♪
★模擬店★
やきそばやお団子などのおいしい食べ物のお店や、野菜、雑貨品などのお店がたくさん並びました。
肌寒い日でしたが、一番人気はかき氷でした!!
★ステージ発表★
歌に踊りと大盛り上がり!!
障がい者で結成された「どんどこ太鼓」と市内の太鼓グループ「天雷太鼓」の発表は大迫力でした。
★福まき★
閉会セレモニーでは "皆さんにたくさんの福がおとずれますように" と「福まき」が行われ、最後までたくさんの方が参加してくれました。
たくさんの方にご来場、ご協力いただきまして心より感謝申しあげます。
7月5日(火)午前10時、四日市場老人クラブみどり会(林進一会長)と寿の家の皆さんが、石和第二保育所(原品克子所長)を訪問し、恒例の「世代間ふれあい交流会」を行いました。
暑い日ではありましたが、園庭において園児の皆さんによる「楽しい夏の踊り」を、お遊戯室では七夕の歌「七夕さま」を披露していただきました。
老人クラブからは、日頃、地域の介護予防教室「やってみるじゃん」の冒頭で行われている「社協体操」を模範披露し、二度目には園児の皆さんも一緒に挑戦し大いに盛り上がりました。
最後に、社協職員による年長さん対みどり会&寿の家合同チームによるボールゲームをにぎやかに行いました。
今回は、久々に年長さんチームが大勝利!!園児の皆さん拍手喝采でした。
園児さんたちからは可愛いあふれるばかりのパワーをもらい、おじいちゃんおばあちゃんからは素敵な笑顔がお返しとなった、とてもあたたかな「ふれあい交流」のひと時となりました。
次回は秋を予定しています。
BY:石和地域事務所
かまどの準備は芦川地域の方たちと、子どもたちが
一緒になってやりました!!
当日は暑い中、皆が一緒に汗を流しました。
オーナーの小林今朝則様には、今年度も芦川オートキャンプ場を
無償で提供していただきました。
一同感謝申し上げます。
支援センターでは、新しい支援プログラムとして「個別活動日」を設定しました。すでに利用し始めている方もいて、担当職員が1対1で対応しています。
http://www.fuefuki-shakyo.or.jp/oshirase/2016/06/post-965.html
このことを社協HPに掲載したところ、山日新聞社さんが興味を持っていただき、7月6日に記事に取り上げてくださいました。
障がいによりなかなか家から出られない人のために、上手にプログラムを利用してください。
個別活動については、予約制となっています。希望される方は、事前に連絡して下さい。詳細は、「個別活動日」のブログを参照してください。
みなさま、蒸し暑い日が続いていますが、お変わりないでしょうか
H28年度、1回目となる生活支援員・市民後見人フォローアップ研修が
6月30日に開催されました。今回は半日開催ということで40名近く
の方がご参加してくださいました
本当にありがとうございました!!
今回のフォローアップ研修では・・・
受講生が今後、市民後見人の担い手として自分たちは何ができる
かを考えられるような内容とさせていただきました。
市民後見人の石原秀恭氏から
「市民後見人の活動について」と題しての発表と
NPO法人笛吹市障がい者を支える会ありがとう代表の高野比登美氏から
「障がいをもつ家族からの声」と題しての発表
をしていただきました。
石原市民後見人からは
「本人が喜んでくれた時が一番うれしい、本人の気持ちを満足
させられるように本人の話をじっくりと聞き、気持ちに寄り添う
ことが大切」
「今日、受講しているみなさんも、ぜひ、市民後見人になる気持
ちを持ち続けてください」
との熱いメッセージをいただきました。
高野氏からは
「親のあるうちに障がいがある子どもの権利について考え、親が
亡くなった後の本人の生活を守っていくために後見制度の利用も
大切なひとつの手段である」
「市民目線で本人に寄り添ってくれる市民後見人の方たちの力を
借り、一緒に活動していきたいと思っている」
とのお話をしていただきました。
そのあとのグループワークでは発表についての意見・感想を話し合って
いただきました。発表については
「活動している人の実際の様子がわかってよかった、まず相手のこ
とを知り、相手に合わせた関係づくりをしていくことが大切である」
「高野さんの発表ではポイントを押さえたお話で、高野さんの思いが
伝わってきた」
「後見制度の必要性を感じた」
などなど、活発な意見交換がおこなわれました。
アンケートの結果から「発表」については9割近い方が満足してしていただ
けたようですがグループワークの方法や、時間配分等についてのご意見も
多くあり、次回につなげられるようにしたいと思っています。
半日開催ということもあり、発表やグループワークの時間に受講生のみなさん
が満足できるだけの十分な時間をとれなかったなかで、生活支援員・市民後
見人についての学びのなかでの多くの気づきを持ってくださったように感じま
した。
受講生のみなさんが、今後の市民後見人の担い手として期待されています!!
本当にありがとうございました
次回のフォローアップ研修は来年2月を予定しています。
よろしくお願いいたします
後見センター 今泉
7月1日 (金) 一宮南小学校において
小学生と地域の高齢者との交流活動の一環として
全校児童で心をこめて作った七夕飾りを送る活動が行われました。
早朝、地域のボランティアが笹をとり学校へ届けてくれました。
学年ごとに七夕の飾りつけをスタート!
「元気で長生きしてください。」
「いつまでも笑顔で過ごせますように。」等
心のこもった願い事が一人ひとりの児童から短冊にこめられていました。
放課後、代表の6年生が各地区をまわり、
高齢者の方へ心のこもった七夕飾りを贈りました。
高齢者の方からは
「自分ひとりではこんな立派な飾りは作れないから本当にうれしい。」
「子供たちと一緒にお願い事ができてよかった。」
「心のこもった飾りを待ち遠しにしていたよ。」等
数多くの感謝の言葉をいただきました。
各地区の民生委員にもご協力をいただき、
この交流を通して児童たちは
自分の住んでいる地区には子供から大人までたくさんの人がいて、
地域には見守りをしてくれる人がいることを
知ることができたのではないでしょうか。
「一人ひとりの思いが重なり、あたたかい気持ちとなって伝わっていきますように・・・」
一宮地域 宮下
一宮北小において
「だれもがよりよく関わるために」という総合学習の時間を使った
福祉体験・福祉講話が行われました。
今回は4年生19名を対象に
福祉体験では
車いす、アイマスク・白杖の二つの体験を行いました。
.
体験者・介助者を二人一組になり
普段使っている教室や廊下等を校舎内を回るコースとなりました。
児童のみなさん初めての体験で、少し緊張されていましたが、
体験者として障がいを抱えている方が、どのように過ごされているか感じたり、
介助者としてどうしたらよく伝わるのか考える様子が見受けられました。
福祉講話では石和町在住の中牧洋子さんに講師をお願いし、
生い立ちから現在の生活の様子まで詳しくお話を伺いました。
普段使用している用具も数多くお持ちいただき、実際に使用する体験も行いました。
また中牧さんからは児童一人ひとりの名前を点字にうちプレゼントとしてくださいました。
児童のみなさんからは、
「目が見えないことで、不都合ばかりあると思っていたが、普通に生活できていてすごい。」
「自分でも何か手伝えることがあったら、ぜひ協力したい。」等の
感想が聞かれました。
この福祉体験・福祉講話を通して
誰もがよりよく関わるためにはどうしたらよいのか
考えるきっかけの一つになったのではないでしょうか。
一宮北小では毎年4年生が福祉体験をされていましたが、
今回初めて社協がお手伝いさせていただきました。
体験から講話へと先生方と一緒に考えさせていただき、つないでいくこととなり、
講話は障害者支援センターが講師へとつないでいきました。
今後も先生方と一緒に福祉教育をさせていただけたらと思っております。
一宮地域 宮下
八代の福祉センターの横にある大きな畑で、支援センターや春日居ふれあい工房、一宮夢ふうせん、八代育美会の利用者さん達が、活動の一環として農作業に汗を流しています。
この活動には、地元のボランティアの皆さんの様々な支援があり、利用者さん達は季節を感じながら収穫の喜びを共に感じることが出来ています。ご協力意頂いています皆様には、心より感謝申し上げます。
さて、先日、いつもご協力いただいている皆様と共に、ジャガイモの収穫祭を行いました。
収穫後のジャガイモは、利用者さん達が調理して、美味しいカレーライスに姿を変え、いつもお世話になっている皆さんに振る舞われました。
収穫の様子はPDFにまとめています。ご覧下さい。
今年もまた収穫の喜びを皆さんで共有するイベント.pdf
お手伝いして頂いた皆様には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
収穫されたジャガイモは、夢ふうせん、ふれあい工房、育美会で販売しています。よろしくお願いいたします。
p/w suzuki
支援センターふえふきが個別に支援しているAさん。今までは共同住宅で生活をされていましたが、様々な事情により、地域のアパートを借りて、念願の一人暮らしを始めることになりました。
Aさんは、若い時の生死をさまようほどの大事故が元で、体のあちこちに麻痺が残り、また体だけではなく心にも大きな傷を抱えています。
Aさんはそれまでの環境から離れ、人並みな生活をしていきたいという思いをかなえる為に、社協の日常生活自立支援制度を利用し、担当の職員と一緒に、計画的に少しずつお金を貯めて、数年を掛けてやっとアパートを借りて自立生活にたどり着くことが出来ました。
様々な経過を経て、やっと新居となるアパートを探し、引越しが決まりました。とはいえ、麻痺の有る体での引越し作業は大変です。また、様々な手続きや色々な決め事は社協がお手伝いするにしても、引越しは心身共に大変な作業です。
そこで、引越しのための荷造りから転居までのお手伝いをボランティアにお願いすることにしました。
引越し当日。梅雨時の雨の合間を避けて、午前は荷造りのため女衆ボランティアがお手伝いに来てくれました。共同住宅の一部屋とは言えど、思ったよりも多い荷物にAさん自身もびっくり。今までの生活状況からの「勿体無くて捨てられない」という状況もあったのです。荷物を一つ一つ確認しながら、荷造りを進めていきます。
午後からは男衆ボランティアの出番。大きな荷物は少ないものの、家電製品はやはり男手が必要です。トラックに積み込み、新しいアパートまで運び込みました。
p/w suzuki