ジチョーの仕事のひとつ。相談支援専門員のお仕事の紹介です。
相談支援専門員は、障がい児者が様々なサービスを利用する際に必要な「サービス利用計画」を作成します。これには、どんなサービスが必要とされるか、その内容や必要時間はどのくらいか、そのサービスをどのように使用するか、そして、どのようにその方の生活が変わるのかなどを本人、サービス事業所、笛吹市と調整するために作成します。そして、そのサービスが適切に受けられているのか、今後どのようにしていくのかの確認作業を定期的に行います。これをモニタリングと言います。
さて、ジチョーが担当する方が「らくてぃ笛吹」に入居して1か月が経ちました。そこでその方にモニタリングをしてみました。
(これには本人の同意を得て掲載しています。このモニタリングは、あくまでも一部です。)
Q、らくてぃさんの居心地はどうですか?
A、とても居心地が良いです。職員さんとも仲良くなって、色々と話をします。
Q、家族と離れて生活していますが寂しくないですか。
A、同じ市内なので、会おうと思えば行けるけれど、らくてぃに居れば寂しくないので大丈夫です。
Q、昼は別の就労施設に通っていますが、毎日通って仕事をしていますか。休みは出かけていますか。
A、就労施設は休まず仕事をしています。らくてぃでしっかりご飯食べているので頑張れます。お休みの時は買い物に出かけます。らくてぃさんは自由に外に行けるので嬉しいです。
Q、らくてぃさんは食事提供を頑張っていると言いますが、美味しいですか。
A、美味しいし、量もあるので嬉しいです。らくてぃに帰ってくるのも毎日楽しみです。温かい料理だし、味も良いです。片付けなどは皆でやったりします。
Q、親はどんどん高齢になっていくので、自分のことは自分で出来るように、これからますます自立に向けてチャレンジですね。
A、頑張ります。
らくてぃさんから、食事の様子を提供していただきました。
この日のメニューは、鮭の塩焼き、豆腐ステーキ(野菜あんかけ)、煮物、みそ汁にご飯です。
らくてぃ笛吹では、世話人という職員さんが作るそうです。日替わりでメニューを考えるのも大変そうですが、らくてぃさんは1か月のメニュー表が出来ていました。
グループホームによっては、食事は配食サービスを使っていたり、病院や施設に併設されている場合はその給食が提供されたり、全て自分で用意するというホームもあります。毎日の事なので、食事の内容でグループホームを選ぶことも大事な視点ですね。見学の際には、色々な点を見て考えましょう。
らくてぃさんは見学も受け付けています。色々なホームがあるので、将来のことも見据えて、今の内から見学をしてみませんか?
ジチョーは、主任相談支援専門員でもありますので、地域の福祉の資源を活用できるよう、広く市民の皆さんに広報をするのも役割です。今後も、社協が提供するサービスだけではなく、皆さんが使えるサービスも紹介していきます。
ジチョーでした。