早くも1月後半になってしまいました。色々と見たり聞いたりしたことをお伝えしたいのですが、間に合いません。必要なことだけでも時間を作りながらご紹介させてください。
というわけで、12月17日にスコレーセンターで行われた「防災ボランティア養成講座」に参加していました。防災ですから、いざ災害が起きた後のボランティア活動だけではありません。起きる前の日常生活での防災を考えること、いざ起きてしまった時も、どのタイミングで、どのようなボランティア活動を市民レベルで行えばよいのかを意識していくことは重要です。
あれから1か月。早くもこの養成講座の意味が分かる状況になってしまいました。お正月気分を完全に払しょくしてしまった、石川を中心に起きた震災です。
1月の半ばを過ぎても、上下水道が復帰せず、住民さんは大変な思いをしながら生活しています。家屋の破損で、ボランティアにはすぐにでも来て欲しいと思う気持ちはあると言いますが、実際に来てもらっても、トイレすら使えない状況である。自分がトイレ使用後の水を使うにも困っている中で、ボランティアも排泄はしなければならず。こういうことまで考えねばならないなら、手伝ってほしいとは言えないどころか、来てもらうこと自体困る、と現地の声が届いています。
もちろん現地によっては、すでにボランティアが活躍されている所もあって、物資を届けた、炊き出しをしてきたということもマスコミで放映されています。でも、善意は直接手を出すだけではありません。義援金を集めたり、物資をか詰める活動に参加したりと、出来ることも多くあります。また、これを機会に防災に関する研修会に参加し、いざというときに自分が何が出来るのかを考えることも必要です。
ということから、これから行われる防災に関する研修会を紹介します。研修会の一部ではありますが、防災ボランティアとして活躍されている、防災ブレーメンの方の話を聞くこともできます。ぜひ参加してください。
日時 令和6年2月14日 (水) 13時30分から15時30分
場所 スコレーセンター集会室
申し込みは、お近くの地域福祉事務所までお願いします。