笛吹市社会福祉協議会石和地域事務所では、「つなげよう、伝えていこう、温かい心 いさわ」をテーマに活動し、石和町内の「温かい心」をHPで伝える活動を行っています。
今回は、石和町内で見つけた「安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり」につながる取り組みを行う事業所「にじラボ」を紹介します
「にじラボ」代表の田巻典子様にお話を伺いました
ここでは、登校支援型フリースクール「にじlabo」と学びとそだちの支援塾「PEACE LAB.」の2つが運営されています。
フリースクール「にじlabo」は、日中、児童・生徒さんが過ごす場です。
一方、学びとそだちの支援塾「PEACE LAB.」は、主に放課後、それぞれに合った学び方を習得し、学ぶ楽しさを知る塾です。
「にじラボ」は、以下のような「場」になることを目指し、運営されています。
子どもたちが、未来に向けて自分らしく生きる力をつけられる場となることを目指し、
子どもたちがこれから社会に出ていくことも意識しながら、
職業体験、茶道など、子どもたちが様々なことを経験する機会を作り、
子どもたちが主体的に選び、未来を切り拓けるよう支援する
また、「不登校だからここ」ではなく、子どもたち自身が「ここなら来れる」「ここなら通いたい」と、自己決定することを第一としています。
そのためにはここに来るまでの経緯を丁寧にアセスメントし、その子にとって今必要なことは何かを第一に考えながら、様々な関係機関との連携を意識し子どもたちをより良い未来に繋げることを目的としています。
代表の田巻さんは3月まで学校に勤務し、支援学級を担当していた経験をお持ちです。
開校にあたってはにじラボの建物はDIYが得意なお父様が料理店の厨房を手作りで改修したり、田巻さんの元教え子の方が看板を作成したなど、様々な方が協力し、手作りで開校しました
元教え子の方が描いた看板
にじラボ校長「タマコ」も、元教え子作
多くの方が自分の「得意」を生かして協力し、開校したのだと感じました
「にじラボ」が、今後も子どもたちの選択肢を増やす手助けの場となり、また「居場所」であり「学びの場」として、より輝きますように・・・
にじラボでは、5月28日(金)までクラウドファンディングサイト「READY FOR」にて、クラウドファンディングを行っています。
https://readyfor.jp/projects/nijilabo
「クラウドファンディング」とは
クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、自伝本の制作など幅広いプロジェクトが実施されています。(「READY FOR」HPより抜粋)