新しい生活様式を模索するなか、私たちデイケアメンバーは防災について考えようと取り組みました。
集団活動の実践、社会性の習得といった目的に沿い、ただ命や財産を守るためにはどうしたら良いか、皆で防災について語るプログラムを行いました。
「非常持ち出し品は、面倒くさいから用意していない」
「避難所いかなんでも、何とかなるら」
「地域の人とはそんなに話をしない」
「要支援者台帳の登録知らなかったなー」
こうして、皆で現実を本音で話しました。
次に、自身の命や家族、仲間の尊さ、自宅や財産の大切さに話が展開。
「コロナ禍でも感染を恐れて避難所に行かない?」
「地域の人は、一時避難所に行かなかったら心配するよ」
そして、皆ができることを考えました。
1 我が事として捉える
・避難など組や区の決まりごとで他人事にしていることを反省し、命を守るため、自身のことして考える
2 地域の人とつながる
・自ら困りごとの発言ができるように、普段からコミュニケーションを図る
3 要支援者台帳に登録をする
・高齢の親や家族のためにも、「助け」を求められるように登録を検討する
4 障がい特性を開示する
・「配慮」していただく、さりげない見守りをしていただくためにも伝えられる人にそっと伝える
5 学習の機会をつくる
デイケアメンバーで話し合ったことを、支援センターも一緒になり「今できること」を考え、実践していきます。
市民の皆さんも、ぜひ、ご理解とご協力願います!
障がい者地域活動支援センターふえふき