2018年12月6日 石和東小学校4年生の授業で車いすバスケットボール選手による講話、車いすバスケットボール体験が行われました
授業の前に、講師が持参されたバスケ用車いすを児童の皆さん、担任の先生で組み立て
いよいよ授業スタート
まずは講師の方のお話し
講師は山梨県内の車いすバスケットボールチームペンギンズのお2人
日頃の生活について、車いすバスケットボールを始めたきっかけなどをお話してくださいました
その後、車椅子バスケットボールについて教えていただきました
バスケ用車いすについての豆知識
ターンしやすいよう、タイヤがななめになっている
ハンドグリップがない(介助が必要ないため)
▼▼「ハンドグリップ」とは、一般生活用車いすにある介助者がにぎる部分です▼▼
うしろにタイヤがついている(後ろに倒れるのを防止)
※以前はタイヤがなく、しょっちゅう後ろにひっくり返っていたそうです
▼▼一般生活用車いすにははついていません▼▼
ブレーキがついていない
バスケ用車いすと一般生活用車いすは、さまざまなちがいがあるんですね
また、一般生活用車いすで段差をのぼりおりする様子を見せていただきました
バスケ用車いすではこのように段差をこえることはできないそうです。
理由は前述の通り「後ろにタイヤがあるため」。
後ろにタイヤがあるとキャスター(前輪)が上がらないそうです。
その後、児童の皆さんも車いすバスケットボールを体験
まずはバスケ用車いすに乗り、ターンの練習
シュート練習
なかなかゴールまで届かず、おもわず立ちあがりそうになる児童さんも
ゲーム(試合)も体験
講師2名 VS 児童6名チーム
児童が全員体験できるよう、複数回ゲームを行いました。
シュートはまだ難しいので、「ボールが一定のラインを超えたらゴール」というルールで行いました。
結果は・・・やっぱり講師のお2人はかっこいいです
講師よりまとめのお話の後、
代表児童より感想発表
最後にはバスケ用車いすを、講師がもって帰れるよう解体
講話だけでなく車いすの組み立てやゲームなど、多くの体験をすることができました
福祉教育推進事業
福祉教育やボランティア体験などを通じて、いのちの大切さを学び、児童・生徒の福祉のこころを醸成する事を目的として、笛吹市内の小中高等学校を「福祉教育推進校」として指定して、社会福祉協議会より55,000円を上限として福祉教育に関する費用を助成する事業です。
助成金の財源は市民や法人の皆様からご協力いただいた、社会福祉協議会の会費が充てられています。
今回、社会福祉協議会では講師の調整をさせていただきました。
こんなまちであったらいいな 安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり
つなげよう、つたえていこう、温かい心 いさわ
石和地域事務所 霜鳥