10月22日(月)福祉教育推進校の1つである笛吹市立石和東小学校で、4年生の総合的な学習の授業で高齢者疑似体験が行われました

みかんとりんごの値段を調べる
体を動かすパジャマを着る
お菓子の賞味期限を調べる
計算問題を解く
飴の包み紙をあけてなめる
箸を使って豆を皿に移動させる
新聞のテレビ欄を調べる
はがきを書く
パジャマに着替える
ぞうきんがけをする
体験の様子


計算問題を解く

お菓子の賞味期限を調べる

ぞうきんがけをする

箸を使って豆を皿に移動させる


はがきを書く

体が重く感じました
お年寄りの大変さが分かりました。お年寄りにやさしくしようとおもいました

今年度は4年生担任(福祉教育担当)の先生とご相談し、山梨県立介護実習普及センターに協力をお願いしました。
講師:介護実習普及センター 河嵜(かわさき)様
内容は、高齢者疑似体験セットを身につけた上で封筒に書かれたミッションをこなすというもの
ミッション












まずはグループで協力して疑似体験セットを装着

つづいてミッションが書かれた紙を講師の先生より受け取り、
白内障体験ゴーグルをつけたまま読みます

ミッションはたとえばこんな内容
↓

「新聞を読みます。今日のテレビ番組は、どんなものがあるか確かめたいと思います。新聞コーナーで、夜7時にNHKは何を放送するか調べて、グループの人に教えてあげてください。」
白内障体験ゴーグル、手袋を装着したままテレビ欄を読みます

「字が細かくてぼやけてよく読めないなぁ・・・」

他のミッションの様子
一部ですがご紹介します









このコーナーでは介護用箸※も体験しました
※疑似体験セットを装着した児童さんが使っているバネつきのものです ↓


河嵜講師よりまとめのお話の後、小学生が感想を発表



高齢者疑似体験により、高齢者の身体機能の低下を体験していただくことができました。
一方で高齢者のもうひとつの特徴として、豊富な人生経験から来る「包容力」「教養」が挙げられます。
疑似体験とともに、高齢者との交流事業でそういった側面も理解できると良いですよね

福祉教育推進事業
福祉教育やボランティア体験などを通じて、いのちの大切さを学び、児童・生徒の福祉のこころを醸成する事を目的として、笛吹市内の小中高等学校を「福祉教育推進校」として指定して、社会福祉協議会より55,000円を上限として福祉教育に関する費用を助成する事業です。
助成金の財源は市民や法人の皆様からご協力いただいた、社会福祉協議会の会費が充てられています。
つなげよう、つたえていこう、温かい心 いさわ

石和地域事務所 霜鳥