先月9月2日、石和町唐柏区内で行われた防災訓練の様子をお知らせいたします
今回は、災害時に車椅子を利用している方が、ご近所さんと一緒に避難できるように訓練を行いました。
障害者の支援を専門としている支援センターが、本人、家族に働きがけを行い、地域事務所では、区長さん、ブロック長、地域福祉推進委員等と連携を図り準備をすすめてきました。
唐柏区の組長会議に参加させていただき、「障害者地域活動支援センターふえふき」の取り組みを紹介をさせていただきました。
組長の皆様にも趣旨を理解して頂き、具体的に防災訓練に向けて検討が始まりました。
公民館では、段差が多く車椅子を利用する方が、安心して利用できないため、唐柏区内の「グループホーム、サンホームからかしわ」の相談室を話し合いの場として提供していただきました。バリアフリーの施設のため非常に助かりました。
災害の想定は、お母さんが買い物に出かけている最中に、震度6強の地震が起こったという場面を設定しました。
本人は、駆けつけてくれたご近所さんに、「避難する際に必要なものを伝えること」と、「支援して欲しいこと」を言えるようにすることを目標にしました
防災訓練当日
移動中、本人が不安を感じないよう組長さんと顔見知りのご近所さんが、声をかけ合いながら車椅子を介助し、ブロック長が、危険箇所を災害対策本部と無線で連絡を取りながら一時避難所の公民館へ向かいました。
一時避難所で、人員報告を行い無事お母さんと再会することができました。
人員点呼
災害対策本部長(区長)から「皆ができることを常に意識して行動していただきたい」と、ご挨拶があり、一時避難所での防災訓練が始まりました。
非常持ち出し袋の紹介
備え有れば憂いなし。婦人部から、女性が携帯すると良い物など紹介していただきました。
防災グッズ紹介
キャンプ用品も非常時に役立ちます。
簡易トイレの使い方紹介
発電機を動かすことに挑戦
非常食配布
地域の方々と、たくさん話をしました。
消防団の放水訓練
筒先は、社協のデイサービススタッフです。地域でも大活躍しています。
区長さんに参加した感想を報告
本人は、地域の方々に知ってもらい防災訓練に参加し、自信をつけた様子でした。
今回の防災訓練の取り組みをきっかけに、まだ一度も防災訓練に参加したことがない方が参加するきっかけになったら幸いです。
当日の様子は、9月3日の山梨日々新聞にもカラーで掲載されました。
こんなまちだったらいいな 安心して暮らせる 幸せあふれるまちづくり
つなげよう つたえていこう 温かい心 いさわ
支援センターふえふき:雨宮&石和地域事務所:萩原