平成29年1月5日(木)八代福祉センターにて感染症予防対策学習会を開催しました
笛吹社協では、住民の皆様とともに行う世代間交流事業やサロン等において
食事を提供する機会があります。
地域交流事業等での食事は、地域独自のものや、季節を楽しめるものなど様々ですが、地域づくりの一環として欠かせないものです。
このように食事を提供する場面において、安全に実施できるように
今回、ノロウイルス等の感染症予防対策学習会を開催しました。
当日は、日ごろから事業にご協力いただいている民生委員や区役員、ボランティア等地域の皆さまや、社協職員総勢70名が参加しました。
講師には、峡東保健福祉事務所 衛生課長 小鳥居 哲 様をお招きし、
「食材に由来するノロウイルス等の感染を防ぐ方法」
「事業等を実施する際の申請と注意事項」
について講義をしていただきました。
▲峡東保健福祉事務所 衛生課長による講義▲
講義では、食中毒予防の原則
「持ち込まない」「拡げない」「加熱する」「つけない」を基本に、
「アルコール等ではなく、塩素系漂白剤などでノロウイルスは予防する」
「まな板、包丁など調理器具・食器などは85℃以上の熱湯消毒を心がける」
「生で扱う食品は十分に洗浄する」など具体的な感染予防や、
感染症の症状・特徴、感染経路、吐物や糞便の処理方法など
分かりやすく説明していただきました。
また、事業を安全に実施していくうえで、注意事項や必要な届出等について学びました。
事業の内容により、届出の必要性の有無、調理方法など違うため、
わからないことはその都度、保健福祉事務所に相談、助言をいただくことが
大切であることがわかりました
▲参加者からの質問も多く関心の高さが伺えました▲
今回の学習会は、
これからの地域交流事業等における食事の扱い方を考える大きなきっかけ
となりました。
事業の本来の目的を達成するために、
食事を扱う場合には、十分安全に考慮しながら行っていきたいと思います。
地域福祉課 本所