平成28年12月7日、笛吹市スコレーセンター集会室にて、
笛吹市老人クラブ連合会 女性委員研修会が開催され
会員約100人が参加しました
笛吹市老人クラブ連合会の女性委員会は、
「高齢者自ら認知症を予防するために理解を深めたい」
「認知症になった人の支援は女性だけの問題ではない」
といった思いから、研修会の企画をしました
女性委員会は、参加者に認知症を身近なものと感じてもらうために、
「こんな経験ねぇけ?」というテーマで高齢者の日常を再現した寸劇を行いました。
「あれ、財布をどこ置いたっけ・・・」
「家に帰ろうとしたが、家がどこだか知らんじゃん」
女性委員さんのやりとりに、会場は笑いと拍手でいっぱいでした
講師に笛吹中央病院リハビリテーション科 山田徹様をお招きし、
「認知症と共に生きる"自分らしさ"を地域で守ろう」をテーマに、
認知症にならないための予防と、認知症になった人の地域での支えあいについて
ご講演いただきました。
また、女性委員による寸劇を事例に、
認知症の症状や、地域でどんな支援が必要かご講演いただき、
「認知症になったことではなく、その人の持っている力に視点を向けて、
地域で支えていくことが大切」ということを教えていただきました。
講演の間には、認知症の予防につながる体操や、
笛吹中央病院スタッフの皆さまによる寸劇の披露がありました
研修終了後
「こういった皆が集まる場所に出てくることも、認知症の予防になるね」
といった声も伺えました。
参加者の人たちがそれぞれ収穫があった研修会になったと思います。
地域福祉課本所 小林