一通りの説明を受け、現時点での希望や改善点などをお互いが確認しました。
例えば階段の部分の改善(段差が分かりにくい)、エレベーターサイズ、流しの高さ、点字ブロックの配置など、構造上の限界も有りつつもどのように改善するかの意見交換です。
当事者からは「生の意見」をぶつけ、家族会の高野さんからも、「障がい児と行動を一緒にする際の視点」で意見を伝えました。
この時点では、まだ供用が始まったばかり。今から北口の整備も有ります。駅はまだまだ「誰にでも優しい」施設になることが出来るか。
障がい者であっても、同じ街に住む同じ住民。自分の使う施設だからこそ、皆にもより安心して使って欲しい。そんな思いを込めて、要望をしています。
それはこうした当事者・家族の意見、行政やJRの努力だけでは足りません。こういった施設の悪用やマナーの悪さなどがあると、いざ使いたくとも使えないような状況になります。例えば設備へのいたずら、ゴミの処理、不法滞在、目的外利用等。 ユニバーサルデザインは、建物ばかりではないのです。心の在り方のユニバーサルデザインを目指す事。まさに市全体、市民全体で考えるべきことなのです。
駅案内盤に、笛吹社協が入っている「笛吹市ふれあいの家」がありました。
w/p suzuki