防災の日はもうすぐです。
支援センターのある建物「ふれあいの家」には、笛吹社協石和地域事務所、さくらハウス、子育て支援ゆうゆうゆう、そして支援センターふえふきが入居しています。
8月27日の午後、出火を想定した避難訓練とAEDを使った救命救急訓練を合同で行いました。
ふれあいの家はAEDを常設し、誰でも使える状態にはなってはいますが、いざとなると慌ててしまって使い方が分からずパニックに、と、冷静な行動が難しくなります。
そこで、笛吹消防本部に協力を仰ぎ、AEDを使った救命救急の処置を教えていただきました。
まずは、救急隊員から、「いざと言うときには」をレクチャーしていただきます。
ポイントは、
「一人ではなく、周りに協力を仰ぐ」「的確な指示を出す」こと。
これだけのことですが、いざとなると慌ててしまって、上手く出来ません。
まずは職員がチームになり、何度も繰り返し練習を行いました。
大丈夫ですか! 「○○さん、119番に連絡して!」「□□さん、AED持ってきて!」
これがいざとなると・・・「○○さん、110番連絡して!」 ・・「警察ですか?」と。
「大丈夫、それでもいいんです。まずは声を出して!」
消防署の職員さんは皆さんとても熱心にやさしくレクチャーして頂き・・・・
笑いの絶えない(不真面目ではありません!)リラックスした中にも緊張感のある訓練となりました。
その後は、施設を利用する方やボランティアさんも参加し、AEDはいざと言うときに誰でも使える便利な道具であることを確認。
いざと言うときは、職員じゃなければということは無いのです。誰でも当事者になりうる。
あと5分、処置が早かったら・・・・そう後悔しないためにも、また自身がそうなった時も考えて、お互いのために皆さんで訓練に励みました。
参加者は「難しいけれど・・分かった気はする。」「これでしびれたらどうするの。やっぱりちょっと不安。」との感想でした。
今回は初めての訓練です。1回だけではなく、今後もこういった機会を設けて、施設利用する皆さんの安全・安心のために訓練を重ねていきます。
P/W suzuki (防火管理者)