8月22日「笛吹市救援物資支援センター」を運営する三者(笛吹市、笛吹市社協、物資支援センターボランティアリーダー)で協議した結果、9月30日をもって、定期的な開設は終了することになりました。その後、個別の相談には市と社協で対応し、必要があればボランティアが協力することになりました。
提供物資の受付は(食料品、日用消耗品に限る)9月9日までで終了し、保管は年内いっぱいをめどにすることにしました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
震災後の4月5日から、被災者に対する物資の支援を組織的・効率的に支えてきた「笛吹市救援物資支援センター」ですが、被災地の仮設住宅の設置が進むなど復興への取り組みが著についており、避難者自身も自立に向けて歩みだしているなど、最近の動向を判断して上記のような結論に至りました。
この間(8月22日現在)、84日の開設で、延べ1,211人のボランティアが常駐し、813件(団体含む、米1合運動は週1回1箇所で1件)の物資提供を受け、461世帯への払い出しが出来ました。
笛吹市を中心に県内に避難している方に対する生活支援の一端を担うとともに、お米約1トンをはじめ被災地にも必要とされた物資を届けることが出来ました。
未曾有の大災害に際し「何か出来ることはないか、物資を寄贈したい」という市民の善意を、必要な人に必要なものが届く仕組みに、自ら名乗り出たボランティアを中心に社協、行政が協働して作り上げたことは、今後にも生かすべき大変重要な役割が果たせたと考えています。
今後の支援については、個別の相談に応じ必要な対処をしていきたいと思います。
市民の皆さんの物心両面のご協力に感謝しつつ経過の報告とさせていただきます。
8月23日 笛吹市社会福祉協議会