社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得するためには、指定された期間の現場実習をしなければ国家試験を受けることが出来ません。福祉と言うと、どうしても入所施設や役場と言った機関のイメージがありますが、今や福祉の中心は「地域」です。まさに、社協は地域の福祉を充実することを目的とした機関ですし、地域の皆さんのふだんのくらしを支える法人であります。資格取得のための受け入れというよりも、地域福祉を体験し、考えるための実習を目指しています。
さて、まず一人目の実習生である堀さんですが、全24日間の実習を終えました。この実習は、実習指導者という資格を取得した職員が担当することになっています。ジチョーはこの実習指導者の資格も持っています。
実習を終えたので、感想を聞いてみました。
「実習を終えて」
今回、支援センターふえふきさんのところで実習をさせていただきました。ここでの実習は毎回実習先が変わるので日々驚きの連続と言うか、新しいことの連続というか。良く言えば退屈しない、悪く言えばついていくのが大変でした。それでも職員の方々は不出来な私に対して、様々なことを教え、指導をして下さりました。正直私は物覚えが悪いため、教えていただいたことの多くが、頭から抜け落ちてしまっていて、指導をしていただいた皆様には大変申し訳なく思っています。
自分は薄っぺらく生きている浅い人間です。
そんな私でも、半端な人とそうでない人の違いは、なんとなくですが分かるつもりでいます。指導していただいても忘れてしまうことばかりでしたが、それでも私に対して大切なことを教えようと、伝えようとしてくれていた、その熱意を感じたこと、覚えています。
今回は社協で実習をさせていただいたのですが、教科書などの文で知るのと、実際に現場を見て知るのでは大きな違いがあると思いました。どう違いがあるのか上手く言えませんが、「百聞は一見にしかず」。こんな私の書いた文を読んでくださっている方々。もし機会があれば社協の実習はお勧めです。皆さんにも体験して欲しい。

今回の実習でお世話になった職員の皆さん、そしてお世話になった利用者の皆さんにボランティアの皆さん、大変お世話になりました。超ありがとうございました。

堀さんから、実習終了での感想でした。
人間関係を広く構築するのが苦手と言う堀さん。実習開始時には利用者さんと話すことも緊張してしまっていましたが、終わることには皆さんと一緒に出掛け、様々なことを話し、聞き取ることも努力しています。色々と個性的な堀さんでしたが、次の実習も頑張ってください。
堀さんの他にも、実習生を受け入れています。また紹介させていただきます。