笛吹市の障がい児者の相談支援に関わる事業所や関係者が集まり、様々な事を協議する相談支援部会ですが、令和3年度も支援センターふえふきが部会長を引き続き行うこととなりました。また1年、よろしくお願いします。
4月20日午前9時30分。笛吹市役所で今年最初の相談支援部会と峡東圏域事業所連絡会(児童)が合同で開催されました。まず相談支援部会の年間の事業の予定を決めました。基本は、市内外での障がいの事例を検討する事例検討会を中心に、虐待研修や当事者が参加するアセスメント演習を行うことが決まりました。
部会の後半は勉強会を実施。和3年度障害福祉サービスに関する報酬改定についてです。前半は障害者に関すること、後半は峡東圏域事業所連絡会(児童)が主となり障害児サービスに関することと分けて話し合いを行いました。
ここ数年の報酬改定の基本は、「基本的な報酬は下がり、頑張っている所には加算と言う形で報酬が上がる仕組み」になっています。加算を取るためにはどのようにしたらいいのでしょうか。また自身の所属する事業所が、加算の対象なのでしょうか。そもそも加算って何でしょうか・・こういったことを質疑答の形で市の担当者と圏域マネージャーの吉村さんから説明を受けました。
今回の報酬改定は、微妙なニュアンスの改定が多く、行政も説明に困る内容が多いようです。ですので、今日はまず基本的な資料を配布し、それぞれの事業所でそれが合致できるかを考えていただき、改めて行政に問いかけていくという内容で終わりました。支援センターふえふきも、また一宮障害福祉サービス事業所も、今回の報酬改定に合わせての申請を行っていきます。
このように、市内の障がい福祉事業所は勿論、障がい当事者やその家族、支援者にとって有益な部会になりますよう、1年間よろしくお願いします。
相談支援部会長 鈴木勝利