ブログをご覧のみなさま、こんにちは
今年度も基礎コース3日、専門コース1日の全4日間の生活支援員・市民後見人養成講座が無事に終了しました。長時間にわたり座学での講義を受けられた皆さま、大変お疲れ様でした
また、養成講座にご協力いただいた講師の皆さま、お忙しい中、誠にありがとうございました
生活支援員・市民後見人養成研修は平成21年度より笛吹市の委託事業として始まり、今年度も昨年と同じく、市民後見研修会が推進する「市民後見人養成基本カリキュラム」を基に養成講座を実施しています
今年度の養成講座受講者(再受講者を含む)
【基礎コース】10月21日・30日・11月10日開催
男性5名 女性17名 計22名(うち新規受講者10名)
【専門コース】11月21日開催
男性5名 女性12名 計17名(うち新規受講者8名)

『基礎コース』の目的は・・・・
"生活支援員・市民後見人"として活動するのに必要な基礎的な知識を身につけることです。
学んでいただいた内容は・・・
「高齢者施策・高齢者虐待防止法・介護保険・生活保護法・障害者施策」
「知的障がい、精神障がい等の障がいの理解・認知症高齢者について」
「健康保険・公的年金・税務」
「対人援助の基礎」
「日常生活自立支援事業・市民生活支援員の取り組み」
「市民後見概論・市民後見人の取り組み」
となっています。
<基礎コースのひとコマ:知的障がいについて>

<基礎コースのひとコマ:税務について>
<基礎コースでのひとコマ:市民生活支援員の取り組みについて>
<基礎コースでのひとコマ:市民後見人の取り組みについて>

市民生活支援員、市民後見人がどのような活動をするのか、またどのような役割をもっているのかを受講しているみなさんに理解していただくために実際の取り組みを発表していただきました。
活動している方々から、『利用者本人へ寄り添った支援』を大切にしていること、『支援のなかで何か不安なことがあったらすぐ社協へ相談して不安を取り除いている』こと、そして、『皆さんもぜひ一歩前進して一緒に活動しましょう』という言葉を受講者の皆さんへ投げかけていただきました
『専門コース』の目的は・・・
成年後見制度について深く知り、理解するための知識を身につけることです。
学んでいただいた内容は・・・
「民法・相続について」
「成年後見制度概論」
「家庭裁判所における成年後見制度の位置づけ」
となっています。
<専門コースでのひとコマ:家庭裁判所の役割>

市民後見人の必要性、地域で支える成年後見制度への言及もあり、成年後見制度に関わる専門的な知識が得られる内容となりました

・・・・受講者みなさんの感想・・・



大変勉強になった
などなど。
多くのご意見、ありがとうございました。
今後は約1年にわたる現場研修があります。現場研修では養成講座で学んだことをさらに具体的、実践的に学んでいただくことになります。また、来年2月にはフォローアップ研修を予定しています。
これからも生活支援員、市民後見人を目指していくみなさんをバックアップさせていただきたいと思っていますよろしくお願いいたします!
後見センター 今泉