笛吹社協では、現在後見センターを中心に生活支援員・市民後見人講座を開催していますが、支援センターでもこの講座に力を入れ、ちょっとだけ専門的なお話をさせていただいています。
この市民後見人。山梨県内では第一号となる市民後見人が平成22年に誕生しました。山梨日日新聞にも、この記事は掲載されました。その時から、精神の障がいを持たれた方の支援を、社協と二人三脚で行っています。
さて、支援センターが引き受けた内容は2つ。ひとつは「対象者理解」の中での精神障がいについて。もうひとつは「対人援助の基礎」について。
精神障がいの話では、病状から妄想・幻聴等の症状が生活に障がいを与えてしまうこと。本人は上手くコントロールできなくなるために、身近な人のちょっとした支援を受けることができれば、より安定した生活が営める可能性があること。
対人援助の基礎では、我々専門職がどのような視点や方法で市民の方や利用者と関わりを持とうとしているのか、「会話のコツは何か」について、障がいをお持ちの方と、支援者の立場になって実際に会話をしてみました。
二つの講座は難しい内容ではありません。皆さんにこのような内容を通じ、障がいへの理解を深めて頂く事や、障がいや認知症などを抱えた方との関わりについて、気持ちが楽になるようなポイントを紹介させて頂きました。
この養成講座、現在は「市民後見人養成講座」となっています。終了後の皆さんの活動を心より期待しています。
私たちの話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
p/w suzuki