11月21日金曜日に甲府ベルクラシックを会場に行なわれた、「第12回高齢者・障がい者権利擁護の集い」に、支援センター所長古屋がパネリストとして参加しました。
この集いは、日本弁護士連合会・関東弁護士連合会・山梨県弁護士会が実行委員会を立ち上げ開催。12回目となる今回は、各関係機関の連携をテーマに、一般社団法人山梨県社会福祉士会・山梨県精神保健福祉士協会も初めて加わり主催。今年は山梨県を舞台に開催されました。
会場には多くの医療、行政、福祉、法律関係者が集まりました。
まずは日本弁護士会からの活動報告を。成年後見や市民後見人の広がりと諸問題。各法における虐待防止への取り組み、触法障がい者に関する取り組み、また各部会やプロジェクトチームの報告等を行ないました。
続いては基調講演にて、西部文理大学准教授 篠本耕二氏による「総合的かつ包括的な援助を実践するための新たな専門職連携の形-ソーシャルワーク実践におけるリーガルモデル-」を講演。医療福祉専門職のみならず、リーガル(法律専門職等)との協働支援チームにて権利擁護を考えることで、より広範囲で専門的な支援が出来る事を説明しました。
その後は、「山梨における福祉関係機関の連携と今後のあるべき姿」と題した、パネルディスカッションです。コーディネーターとして、高橋由美弁護士と宮沢秀一社会福祉士、コメンテーターに篠本准教授が。
笛吹社協とはとても繋がりの深い松本成輔弁護士と共に、所長の古屋ら5名がパネリストとして、「連携」をテーマに様々な意見を交わしました。現場で起きた様々な「権利擁護」を、皆さんで分かりやすく紹介していました。
終了予定時間の17時を過ぎてもディスカッションは終わらず。この日の資料集だけでも、厚さが約2センチ。ずっしりとした資料が、この集いの中身の濃さを示しています。
次回は来年。会場を山形県に移しての開催となります。
P/W suzuki