平成23年11月25日に山梨県介護支援専門員協会主催の「第1回地域支部連携研究大会」が行われました。
県内の介護支援専門員の方々が数多く参加された大会です。
大会の内容は、事例発表という事で、笛吹市社会福祉協議会の居宅介護支援事業所からは4名のケアマネジャーによる発表が行われました。
実行委員長 鈴木 保 挨拶
「この大会は、山梨県ではじめて開催されました。
今回の事例研究大会により県内のケアマネが 今後の業務において質の向上やケアマネ全体のレベルアップにつながる事を期待して開催の挨拶とします」
事例発表する、埴原 所長
「日中独居の人工呼吸器装着者の支援を通して」 他職種協働とケアマネジメント
在宅呼吸器を使用しながらも、日中独居生活を行わなければならない方へ医療・行政・サービス事業所等、様々な方面からの支援の必要性が認識できた事例
中原 ケアマネ
在宅ターミナルケア、ケアマネジャーの役割 「今」への支援 在宅看取りの方の尊厳を保ち、最期の時をその人らしく過ごす支援。又, ターミナル末期への「今」への対応の重要性を知る事が出来た事例
雨宮 ケアマネ
「地域で暮らしていく障害者のケアマネジメント」
自分らしく生きたい
'安心した生活を送りたい'という本人の意向に沿い、地域・行政・医療とで協力。障害への理解、信頼関係の形成までの事例
初鹿 ケアマネ
「連携」 独居での支援
介護保険サービスだけに頼らず、行政やインフォーマルなどの資源を上手く活用し連携を取りながら支援をして行く事の重要性を再認識させられた事例
全体のまとめ
鷲見会長:「初めての、研究大会が無事終了しました。たくさんの事例提供ありがとうございました。事例をお聞きしていて、日頃の皆様の業務の困難さや地域連携の大切さを学ぶ事ができました。この大会を新たなステップにしてケアマネの質の向上を目指しましょう。」
鈴木実行委員長:「無事研究大会が終了し感謝申し上げます。この大会を通して改めてケアマネ業務の困難さや重要性、地域連携の大切さを学ぶ事が出来ました。今後もこのような機会を設け、日頃の業務の発表機会を提供していきたいと思います。」
今回の大会で地域連携の重要性を知り、社会福祉協議会として近隣との繋がりを今後も深め日頃の業務に活かしていきたいと思います。