3月22日午後は、八代福祉センターにて地域福祉推進委員代表者会議に出席しました。地域福祉推進委員がどのような役割なのか等は担当者からのお知らせを読んでください。
地域福祉課リーダーは、この日までに出席される代表者さんと打ち合わせを行い、この場で何を発表されるかを確認・検討します。何気ない会話の中から発表をするポイントをまとめ、資料にして戴きます。
全体の進行は大勝さんが受け持ちました。議事では各町の活動を報告します。各町の環境は同じ市内でもそれぞれですが、その中でも共通の話題や取り組みはあります。例えば「挨拶しあう」などがそれにあたります。
社協側の発表として、窪田CSWが担当。社協が地域福祉の中でも特に福祉教育を行う際の強みをアピールしています。福祉教育は小中学校での車いす体験に留まりません。地域には様々な「生きつらさ」を抱えた方がいて、でも大事なのはそういう方々が近くにいること。周りが何かしらの協力をすることで、地域の中で改善することもあることを知る頃が大事と言います。
会議が終わってからも、職員と各地の代表者でリアルな話が続いています。地域福祉は何気ない日常の中で行える福祉の集合体でもあります。
せっかくなので、ジチョーも障害者差別解消法でのお願いをさせていただきました。この4月から、この法律も改正され、今までは行政や公的施設がその対象でしたが、これからは一般の皆さんもその対象になります。例えば笛吹市は沢山の観光農園があり、県内外から利用される方もいます。その中には障がい者もいます。例えばその方がちょっと広いトイレを使いたいと言ってきた場合、今まではウチのトイレは狭いから使えないなあ、とお断りをしていたと思います。
でも、これからはその対応だけでは問題になります。
かといって、どの観光農園も、多目的トイレを配置できる状況になりません。こういう時は、どうか別のトイレを紹介して下さい。出来れば地域でそういう情報を共有し、どのような人が来ても対応できる環境を地域で作って欲しいと思います。こういうのを「合理的配慮の提供」と言います。
これらが普通に出来るようにするため、社協では推進委員の規定も変更しました。今度の規定では、こういった他機関に協力を依頼するとき等、自分が推進委員だからという肩書を持って行動できるようになっています。よろしくお願いします。