毎年恒例の「手作り廃油せっけん」、今年も作りました。
これは、年末年始の大掃除に好評で、前回も2か月程度でほぼ完売となりました。
廃油せっけんとは、春日居ふれあい工房でのねじり菓子製造時に出たサラダ油や、支援センターでの家事教室で使用したサラダ油を加工して製造します。廃油、というネーミングだと機械油のように聞こえてしまいますが、れっきとした食用油です。ねじり菓子製造も家事教室も、週1回使用するだけで、とてもきれいな油を使っています。
その使用後の油と苛性ソーダを使い、支援センターを利用する障がいのメンバーさんとボランティアが、長い時間をかけて練り上げ、更に長時間熟成して完成です。
例えばイタリアで作られる手づくり石鹼は、洞穴の中で10年以上もかけて熟成させているのもあります。当方で製造する石鹸は、そこまで時間をかけられません。
さて、支援センターで作る石鹸ですが、体や髪を洗うための石鹸ではなく、油汚れに強い石鹸です。特に台所の油汚れや、洗濯物での襟汚れに擦り付けて使用します。靴下なども、石鹸を擦り付けたあと洗濯機で普通に洗うだけで、いつもよりも奇麗になると評判です。だから、体に使うと必要以上に油を落としてしまうので、体には使用しない方が良いでしょう。
無添加で安全な石鹸です。販売は春日居福祉センター売店、或いは石和なごみの湯売店にて。一度使ってみてください。
また、ぜひ一緒にお買い上げいただきたいのが、アクリルたわしや小物入れ等も一緒に販売しています。こちらも、当センターを利用する障がいメンバーさんの手作りになります。廃油せっけんとアクリルたわしの組み合わせは最強です。よろしくお願いします。