春日居福祉会館の改修工事のため、春日居地域事務所とかすがいふれあい工房と一緒に、支援センターふえふきも移転します。詳しくはトップページをご覧ください。
その移転のための機材等の移転日が30日と決まり、それまでに荷造りを行わなければなりません。廊下に掲示していた利用者さんの作品も撤去を始めていて、とても寂しい状況です。また、職員も空いた時間を利用しての作業ですので、足元には様々な荷物が置いてあります。
そこで、施設を利用していただいている皆様にご協力のお願いです。
掲示物を外したり、また細かい荷物を整理したりしていますので、床には細かい部品などが落ちている場合があります。毎日職員が夕方に掃除をしていますが、職員が不在となる時間、また土日休日には、障がい部門で使用しているスペースに入ることは避けていただきたく思います。
あと2週間の間となりますので、ご協力をお願いします。
さて、ここで改めて支援センターふえふきの業務はどのようなものがあるか、紹介させていただきます。
,給付事業について 「指定特定相談支援事業」(計画相談) 専任で1名他
給付事業とは、福祉サービスを利用される障がい児者のケアマネジメント行い、個々の状況に応じてサービス調整を行い、一人〇〇円、という形で毎月給付を受けるものです。
現在、支援センターでは登録されている方が100名以上で、月平均21名の給付費を請求しています。事業所としては相談強化の事業所指定加算を受け、また主任配置や様々な専門職配置加算等を受けています。またピアサポーター配置加算を受けており、加算対象だけでも10項目の加算があります。
この事業の担当職員は相談支援専門員と言う資格取得者1名を選任で配置としており、他の職員で資格所有している者にも担当を割り振って、より多くのサービス利用相談を受けています。
2,委託事業について 「委託相談支援事業」 3名の相談員を配置
いわゆる何でも相談です。サービスを利用する前の生活相談や虐待などの対応もあります。これは笛吹市からの委託を受けており、現座3名の職員を配置しています。
こちらは給付事業ではなく、1年間の契約で〇〇円という形での指名を受けています。
相談内容は多岐に渡り、他市のサービス事業所を利用する場合の相談もあり、甲府や韮崎、大月など他市との関係機関と調整を図ることも多くあります。
令和7年度で市内の委託相談事業所が減ってしまったために、相談数が増加しています。
3,地域活動支援センター事業について 委託事業 2名の配置
1日20人以上の利用があることを目標として、平日の9時から16時の間、自由に活動場所を提供しています。自由な時間の利用なので、数分だけ話をして帰る方、朝から夕方まで利用される方など様々です。
中にはプログラムがあった方が参加しやすい方の為に、毎日何かしらのプログラムを用意しています。
また、年間を通じて研修会を開催したり、コミュニケーション障がいの方の対応、ボランティアの育成のための計画など、多岐に渡る事業を実施しています。これも市から年間で〇〇円という給付費で運営しています。
4,地域活動支援センター強化事業について 委託事業 1名の配置
障がい児者の生活圏域は広い方が多く、山梨県内全域で活動されたり、サービスを利用されたりする方も多くいます。また、笛吹市の基幹相談支援センターと協働し、各種学習会や協議会、勉強会の講師派遣の依頼を受ける、防災関連の事業を行う、特に峡東3市での地域調整を図る事業など多岐に渡る活動を行っています。
県の事業や他市からの講師や会議の出席の依頼を受けたり、県で実施している資格取得の研修講師の指名を受けるのも、こういった事業を元にしています。定期で行われる笛吹市自立支援協議会では、これらの活動を報告する義務があります。
ジチョーは管理者であり、加算を貰っている主任であることで、市を飛び越えた会議や勉強会に呼ばれるのも、これらの事業を元にした活動になります。
支援センターふえふきの事業だけでも、これだけ広範囲な業務を展開しなければならず、7名いる職員で手分けをしながら行っています。
以上簡単な説明をしましたが、これらに関わる備品などもあり、移転はとても大変になっています。10月にはお隣の春日居保健福祉センターで事業を開始します。春日居地域とふれあい工房は、旧支所の中での再開です。それぞれの場所となってしまいますが、ぜひおいでください。