7月11日の10時から、笛吹市障害児者家族会の依頼を受け、「10年後20年後の生活を想像してみませんか」というタイトルにて、お話をさせて頂きました。
これまで障害児者家族会は、市内に住む障害当事者やその家族を対象に、障がい当時者の将来の予防箋としての成年後見制度の学習会をしたり、東北震災の時の避難や助け合いの方法などを学び合う学習会、介護保険についての学習会などを開催してきました。
今回はより近い将来の家族の将来像についての学習会をしたい、ということから、「10年後20年後の生活を想像してみませんか」をテーマに学習会を開催することになり、支援センターの鈴木が講師をさせて頂くこととなりました。
介護者の「疲れ」は肉体的なものばかりではありません。精神的活動にもそれは現れます。
介護の場面だけではなく、生活全般でも波及します。若いときは出来ていたことがだんだんと面倒になり、そしていざ体調が崩れると一気に生活が崩れてくるものです。勿論介護も出来ない状態になるかもしれません。
このような場合、自己の生活を作っていくための色々な考えや手順、思いが滞ってきてしまったら、どのような状態に陥りやすいのか。家族の役割分担の変化はどうなのか。
鈴木が係わった様々な事例を見ていただき、皆さんと一緒に考える時間としました。
参加者の一人はこのように言いました。「私、頑張っているのよ。もっと褒めて欲しい!。」
当たり前のように頑張っているご家族を、皆さんどうぞ励まし、褒めてあげてくださいね。
p/w suzuki