10月14日
笛吹市障害者団体連絡会の皆さん11名と手話通訳の方1名が複合施設を見学し、会員方への周知を図ることを目的とされ見学にみえました。
はじめに鈴木次長が挨拶をさせていただき、依田施設長が、施設の概要を説明しました。入浴設備を視察され、障がい部門の見学に移りました。
フロアでは、ぶどう傘のクリーニング・お菓子の箱の組み立て・毛糸の小物作りを行っていました。
ぶどうの傘のクリーニングは農福の取り組みのひとつで、地域の農家さんからお預かりした使用済みの傘のホチキス芯をとり、溶液に一晩つけ、すすぎをした後拭きあげていきます。
就労Bのメンバーさんがはじめにスポンジと雑巾を使い汚れを落とし、生活介護のメンバーさんが流れ作業で水分を残さない様拭きあげます。
拭きあがったものを数え、きれいに揃えた状態でお返しします。傘の種類によって工程も異なる部分もあり、なかなか手間のかかる作業ですが、メンバーさんは1枚1枚丁寧に拭きあげてくれています。
SDGsの観点からも注目されており、メンバーさんの丁寧な仕事ぶりを評価していただき、ほとんどがリピーターさんです。 とてもありがたいことです。
見学の後は字幕入りの農福の紹介動画を見ていただきました。
質疑応答の時間では、利用者には視覚障害や聴覚に障害のある方はいるのか、利用の際どのような受け入れ体制がとれるのかなど、当事者ならではの質問が多く挙げられていました。
最後は授産品販売会です
ポンポンツリーやジャムセットなどをたくさん購入していただきました
売り上げは全額メンバーさんの工賃となります
ありがとうございました
