『 ねぇねぇ見て見て! こんなに大きいじゃがいも とれたよ! 』
毎年、みさかきたこども園(旧 御坂北保育所)にて実施される、ジャガイモの収穫体験のボランティア活動を紹介したいと思います。
本活動の経緯としまして、10年以上前に旧御坂北保育所から
「保育所で野菜づくり用の土地を借りたが、土の状態が悪く、苗植えに詳しい人もいなくて困っている」
という困りごとの相談があったことから始まり、子どもたちに作物を育てることの楽しさを知ってもらおうと、御坂の男性ボランティアの方々による奉仕活動がスタートしました。
今年も7月1日、ボランティアの久保田さんと小林さん協力のもと、みさかきたこども園にて、ジャガイモの収穫が行われました。
7月のジャガイモ収穫までには
〇4月の種芋植え付け
〇5月の芽かき
と2工程あり、それぞれの工程時の様子もお伝えします。
(▼4月の種芋植え付けの様子です)
「灰を付けることで病気ならないようにしているんだよ」と教えてくれました。
一定の間隔でジャガイモを並べています。綺麗に並べることが出来ました!
最後に肥料と土をかけて終了です。
園児たちは肥料の臭いや土にいる虫たちにも興味津々の様子でした!
(▼5月の芽かきの様子です)
「良い芽だけ残して他を摘み取ることで、大きなジャガイモになるんだよ」と教えてくれました。
園児の皆さんは「早く大きくなってね!」と声を掛けながらジャガイモの芽かきに夢中です!
収穫に向けてジャガイモの成長が楽しみです!
収穫体験だけ行うのではなく、芋の植え付けや芽かきの段階から関りを持つことで、野菜作りの大変さや作物が育つ喜び、発育の過程を学べ、貴重な経験を得ることが出来ました!
いよいよ7月の収穫体験です。
午前中から30度を超える真夏日。熱中症対策をしながら収穫体験を行いました。今年も久保田さんと小林さんが朝から1番乗りし、ジャガイモが掘りやすいように準備をしてくれていました。
ボランティアさんと協力しながら一生懸命掘っています!
※この写真は許可を得て掲載しています。
こんなに大きなジャガイモが穫れたよ!
収穫時の子供たちの表情はみんなキラキラしています!
今年は豊作で、最終的に30kgほど獲れました!
園児たちが帰った後も、来年もまたジャガイモ掘りが出来るように畑を耕し、整地してくれています。本当に暑い中ありがとうございました!
今回、10年程継続して行われてきたジャガイモの収穫体験ですが、ボランティアさんの高齢化や若い世代のボランティア参加促進のため、本活動を今年で終了する運びとなりました。
長い間、園の畑の整備からジャガイモの収穫まで自主的に活動していただき、本当にお疲れ様でした!
今後は前線からは退くものの、若い世代への活動の継承、バックアップにお手伝いしていただけるとのことです。
ぜひ、今後とも世代間交流・地域貢献にご尽力いただけること、期待しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、本活動に山梨日日新聞社が取材に来てくださいました。