【1.はじめに】
一宮北小学校の4年生16名を対象に、福祉教育の取組みとして「ボッチャ体験」を実施しました。今回は一宮町スポーツ推進委員会の方を講師にお招きし、障がい者スポーツを小学生のみなさんに体験してもらいました!
【2.ボッチャってどんなスポーツ?】
ボッチャとはヨーロッパ発祥の、重度の障がいがある方でも参加できるスポーツです。赤と青の2つのチームに分かれ、的となる白いボールに自分のボールをどれだけ近づけられるかを競います。
パラリンピックの正式種目にもなっており、
近年では老若男女問わず、誰でも楽しめるスポーツ
として注目されています!

講師の方の説明を真剣に聞いていますね

【3.取り組みの様子】
ルール説明が終わると、子どもたちはすぐに流れを理解し、投げる順番や得点の計算も自分たちで進める姿が見られました。
レクリエーション活動のような雰囲気の中で、笑顔いっぱいに取り組む姿が印象的でした

ボールの材質に興味を持つ子も多く、「このボールの中身ってなんだろう?」という声も聞かれました。
「ナイスショット!」「惜しい!」
元気な声が体育館いっぱいに響いていました

【4.地域の方とのつながり】
最後には、「ありがとうございました」と元気いっぱいに感謝を伝える姿が
見られました

講師としてお越しいただいた一宮町スポーツ推進委員会の方との交流は、地域の福祉や障がい者スポーツをより身近に感じられる経験となったのではないでしょうか。
【5.おわりに】
今回の体験では、ボールの感触に驚いたり、うまく投げられるように工夫したりと、
子どもたちがボッチャを思い思いに楽しむ姿が印象的でした。
時間の関係で、車いすに乗っての体験まではできませんでしたが、「もし自分が車いすを使っていたらどう感じるだろう?」「もっと工夫すればみんなが楽しめるかも」といったことを考えるきっかけになったらいいなと思います

2学期には、高齢者について理解を深める授業も予定されています。
こうした体験や経験を重ねながら、「みんなで楽しむこと」や「ちがいを受け入れること」といった視点が子どもたちの中に少しずつ育っていってくれたら嬉しいです
