R8年3月5日に地域啓発研修会を開催しました。
この研修会は、障害への理解の促進や、
障害の有無に関わらず誰もが地域の一員として
ともに生きることについて考える機会となることを目的に、
毎年障害者支援センターで開催しています。
今年度はドキュメンタリー映画「普通に死ぬ いのちの自立」の
上映会を行いました。
この映画は、重度心身障害者とその家族が、
地域でどのように「普通に生き、死んでいくか」というテーマを
探求したドキュメンタリー映画です![]()
笛吹市内においては、重度障がい者が入居できる
グループホームがないといった声が
当事者家族の皆さんを中心にあがっていました。
このような笛吹市内における障害者を取り巻く状況を
当事者・家族だけで考えるのではなく、地域の皆さんに広く知ってもらい、
それぞれの立場で何ができるか、ともに生きていくためには
どうしたらいいかを皆で考えるきっかけとすることを
目的で上映会を企画しました。
当日は70名以上の来場がありました。
会場での受付や司会は地活3型のメンバーさんが担いました。
堂々と役割をこなされる姿に来場者からも感心の声が聞かれました![]()
上映中は、登場する人物や状況を自身の状況と重ね合わせ、
感情移入し涙する参加者の方もいらっしゃいました。
上映後は笛吹市役所障害福祉課内藤課長や
笛吹市障害児者家族会の高野さん・井戸さんより
コメントをいただきました。
内藤課長:
家族で抱え込むことが一番いけない。
困ったらすぐに行政や相談支援事業所へ相談をしてほしい。
支援者と互いに顔がわかる関係になっておくことが大事。
高野さん:
映画を観て胸が詰まる思いだった。
ハーモニーも「法人の施設」ではなく「地域の施設」にしていきたい。
重度の方が入れるグループホームがない。時間もない。
どんな方法があるのか、皆さんと考えていきたい。
井戸さん:
親とダウン症の弟、2人の介護は密度の濃い、でも不安の多い日々だった。
当事者家族の「ほっとするひとときが欲しい」「グループホームがほしい」
という声を受け「親戚のおばちゃん」として月に1回、
お泊りで障がいのある方を受け入れている。
不安は拭えないけど、安心して生きていける道筋を作っていきたい。
研修会後のアンケートでは、
・身近に重度の障害を持つ方がいらっしゃらないので、
映画を観て初めて知ることが多かったです。
・社会が育てば...と願います。まだまだ追いつかない現状です。
だからこそ、地域でみんなで支えていく必要性を強く感じました。
・家族しかできない事、家族以外でもできる事は何かあるのでしょうか。
普通に生きて普通に死ぬってこんなにも大変なことなのかとも感じました。
...などの感想が寄せられました。
参加者の皆さんが研修会を通して様々なことを感じ、気づき、
受け止め、「地域でともに生きること」について
考える機会となったことと思います。
ご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
次年度も研修会を企画していきますので、ぜひご参加ください![]()
今後も支援センターでは、
障害理解についての普及啓発や、
障害当事者・家族の社会参加を支援を通して、
誰もが安心して暮らせる地域づくりを推進していきます。
支援センターふえふき









