今回はシニアの方からお声を掛けていただき、なごみの湯で行われた活動2つの取材を行いました。
まずは10月22日に行われた、石和町シニアクラブ連合会女性部の皆さん。30名ほどがなごみの湯に集合。笛吹市シニアクラブ連合会の高齢者作品展に展示する作品を皆で作るということでした。
ワイヤー入りのカラフルなモールを使って、ユリやバラなど様々な花を作ります。
指導に入っているのは小石和の方でボランティアでの皆さんなのでした。会長さんのご挨拶の後、「やりますか!」の掛け声とともにスタート。
ひとつのテーブルに一人ずつ付いて、細やかに作り方を伝授します。これがとても細かい。
この緑のテープは、ただ巻くだけでは粘着性が無く、引っ張りながら巻き上げることで融着するのです。片方の手でモールの花びらを持って、片方の指で緑のテープを引っ張りながら、花びら側の指でくるくる回して巻いていく作業。両手を起用に使うことがポイントです。最初はなかなか固定されない方も多かったのですが、数を作るうちに慣れ、形も色柄も様々な花を作り上げていきました。
石和地域事務所の職員も支援させていただき、足りない資材を出してきたり、くっ付きの悪いテープの修正に入ったりと大忙し。
ジチョーもひとつやってみましたが、皆さんの方が上手だし早い。最後にはそれぞれの花の先をくるっと形付けていくのですが、作り手の拘りが見えるところです。
この時間、なんと2時間。ジチョーのイメージは皆でお喋りを楽しみながら、と思っていましたが、展示には結構な本数を作らなければならないとのことで、皆さん集中して取り組んでいました。教える側も2時間立ちっぱなしで、各テーブルを行ったり来たり。この集中力と体力は素晴らしいとしか言えません。活動は元気だからできるのですね。
結局2時間以上も没頭しての連続作業。テーブルの上にはたくさんの花が咲いています。それも、作った方々の個性が表れた作品たち。この花を集めて、大きな作品に仕立てていくとのことです。
楽しみですね。
次はデイサービスの敬老会にお邪魔します。










