成年後見制度や日常生活自立支援事業を市民として支えてくれている市民後見人・生活支援員の合同ミーティングを行いました。


笛吹市では20名を超える、市民後見人、生活支援員が活躍されています。毎月のミーティングや、フォローアップ研修等を通して、活動していく上での困りごとなどを共有し、フォローしたり、知識の向上を図っています。今後もみなさんからの意見を参考に、様々な勉強会を企画していく予定です。
市民後見人に興味・関心のある方は、R7年度も養成研修を開催いたしますので、ぜひご参加ください!
「被後見人等の葬儀や埋葬それに伴う費用や事前準備について」と題し、株式会社秋山の秋山専務取締役に来ていただいて質問形式のミーティングを行いました。
普段からみなさんが被後見人や日常生活自立支援事業の利用者さんを支援する上で漠然と不安に思っている「利用者さんの火葬やお葬式の費用について」や「最期にそなえてどんな準備をしておけば良いか」等を伺いました。
利用者さんがお亡くなりになった際、基本的にはその後の手続きはすべて親族が行うことになっています。しかし、身寄りのいない方や親族がいても疎遠の方の場合、成年後見人等の支援者が対応をせざる得ないこともあります。
参加者のみなさんからもたくさんの質問があり、活発なミーティングとなりました。

株式会社秋山さんは、日頃から笛吹市の身寄りのない方の火葬や生活困窮者の方がお亡くなりになった際などにご協力くださっています。


*成年後見制度とは・・・判断能力の十分でない方を法律的に保護する仕組みです。成年後見人などが、本人に代わって財産管理や、契約を行ったり、一緒に考えながら生活を支援します。
*市民後見人・・・後見制度の利用者(被成年後見人・被補助人・被保佐人)に代わって、契約や財産管理などを行います。一定の研修を受け、家庭裁判所から任命を受けた市民の方がなることができます。
*日常生活自立支援事業・・・自分ひとりで契約などの判断をすることが不安な方や、お金の管理に困っている方をお手伝いする制度です。
*生活支援員・・・一定の研修を受けた市民の方が、笛吹社協の臨時職員として日常生活自立支援事業の利用者さんを支援します。

(別途、詳細をUPしています)