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笛吹市社会福祉協議会は、第1次地域福祉活動計画(平成19年度~平成23年度)から、「こんなまちであったらいいな 安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり」の理念のもと、その実現に向けて地域づくりに取り組んでまいりました。
市民一人ひとりが、年齢や障がいの有無、置かれている環境の違い、立場の違いに関わらず、互いに支え合い、必要な支援やサービスを受け、その人らしく自立し、社会参加を行いながら、住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるまちづくりを推進することが、その理念を実現することであり、第4次地域福祉活動計画においても継続して取り組んでいきます。
理念の根拠をなしている「ノーマライゼーション」「地域の絆」「住民主体(住民が主役)」は、第1次地域福祉活動計画から現在に至るまで、地域づくりを進める上の重要な考え方であり、第1次地域福祉活動計画では、障がい者、高齢者支援に重点をおき、ノーマライゼーションの具現化に取組みました。第2次地域福祉活動計画では、「相談」「災害対応」「福祉教育」「地域づくり」を重点に、地域の絆の再生に取り組みました。第3次地域福祉活動計画では、これまでの活動を基盤として、「住民が主役」に重点をおき、7つの町ごとの住民の声を大切にしながら、「7つの地域あい みんなでつくる共生のまち」をサブテーマに地域づくりに取組んできました。
第4次福祉活動計画では、コロナ禍により地域座談会ができない中で地域福祉推進委員会での意見、策定委員会で提案いただいた「住民の声」聞き取りシート、民生委員児童委員アンケート、子ども子育て関係者アンケートで、住民の声をお聞きしました。そして、第3次福祉活動計画の評価と制度からの課題をまとめ、今後取り組むべき地域課題を抽出し重点的に取り組む4つの目標を定めました。1.地域福祉の「人づくり」、2.人と人との「つながりづくり」、3.連携・協働の「ネットワークづくり」、4.いつでもどこでも相談できる「相談支援のしくみづくり」です。「7つの地域あい」を基本方針としてにこの4つの重点目標に取り組んでまいります。また、笛吹市の福祉を支えるプラットフォームとして社会福祉協議会の機能を果たし「安心して暮らせる幸せあふれるまちづくり」の推進に取り組んでいきます。
Ⅰ.知りあい
となりの人、地域の人と住民がお互いに「知りあい」、普段から顔の見える関係づくりを進めます。
Ⅱ.つながりあい
人と人、人と機関など、孤立を防ぎ、生きがいや助け合いにつながるように、様々な「つながりあい」を進めます。
Ⅲ.みとめあい
年代や生活環境、障がいの有無や考え方などが違っても、同じ住民としてお互いを尊重できるような「みとめあい」を進めます。
Ⅳ.そだてあい
子どもから大人まで、より多くの人が、地域の福祉の問題に関心と理解をもち、学び合えるような“福祉のこころ”の「そだてあい」
Ⅴ.ささえあい
様々な地域の課題が特別なことではなく、誰もが共通するものとして、助け合いにつながるよう、お互い様の「ささえあい」
Ⅵ.見守りあい
気になる人や、気になることに気づき、住民みんなが地域の中で、声かけ合い、気にかけ合えるような「見守りあい」を進めます。
Ⅶ.助けあい
住民の困りごとを、皆で一緒に協力して解決できるような「助けあい」のしくみづくりを進めます。
重点目標 | 地域づくりの課題 |
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地域福祉の 【人づくり】 |
地域や福祉に関心が薄く、「担い手」が不足している
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人と人との 【つながりづくり】 |
顔が見える、身近な範囲の「つながり」が不足している
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連携・協働の 【ネットワークづくり】 |
住民同士・関係者同士の「支え合い・たすけあい」のしくみが不足している
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いつでもどこでも 相談できる 【相談支援のしくみづくり】 |
困りごとが「気軽に発信でき、一緒に解決していく相談」のしくみが不足している
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問い合わせ先
笛吹市社会福祉協議会 第4次地域福祉活動計画策定事務局
TEL: 055-265-5182