やまなし地域福祉フォーラムのその2です。
3つの分科会に分かれてのテーマ別トークセッションでは、ジチョーは「テーマ3・災害時も支え合うかかわりしろを考える」でのコーディネーターとして参加しました。
トークの始まりでは、笛吹社協が実施した「地域の防災訓練に障がい者が参加する試み」を紹介させていただきました。災害ボランティアの活動に当事者が参加したり、障がいのグループホームに入居する当事者が地域の防災訓練に参加したりという取り組みを知っていた県社協の担当者さんから、コーディネーターの指名を受けたという訳です。
https://www.y-wataame.com/news/https-www-y-wataame-com-news-forum2025_winter/
県社協のHPでは案内の告知がされていました。
パネリストの紹介です。
自身も重度の障がいの子どもを養育しつつ、同じ思いをもつ親たちと地域の中で療育に特化した「親子遊びサークルなーさんのひきだし」を立ち上げた永井さん。
この日もなーさんは活動服(特別なキャラクター)で登壇。とにかく明るいなーさんの軽快なトークで、サークルでの活動を紹介していただきました。その中でも、災害時の避難は共通の課題。酸素や吸引が必要な障がい児者や高齢者への対応、それら機械を作動させるための電源の確保や介護のための空間など、当事者家族にとっては避けられない課題があります。活動の様子を展示していましたが、そのリアルな姿を通じて、電気が使えない状況だったらどうなるのだろうか、避難場所に安全に避難できたとしても、それが安心の環境であるとは言い難いだろうなということを考えました。
なーさんとはサークルの活動を通じて知り合い、様々なイベント活動を通じて災害支援を紹介するトヨタカローラ山梨の大森さん。
トヨタカローラ山梨では、被災地でも単体で電源確保となりうる自動車の紹介や、コンパクトで扱いやすい発電機の紹介、店舗で用意している災害対応グッズの展示など。また店舗も一時的な避難場所として開放していくなど、災害時支援の拠点のひとつとなることも提供していただきました。
また、避難所での栄養指導や、特別な配慮の必要な非常食の紹介をしている益財団法人山梨県栄養士会 JDA-DAT災害支援チームの平井さん。
避難所を始めとする被災地では、食の確保が非常食や炊き出しのような形になりやすく、減塩やアレルギーなどの疾患に対応した治療食を必要としている方への提供が難しい状況もあることから、栄養士会でも支援体制を構築し、より多くの住民の方々が生活維持できるよう、被災地支援を行うJDA-DAT災害支援チームの活動紹介をしていただきました。
ジチョーは、それぞれの活動の重なる部分の「かかわりしろ」をテーマに、3人の登壇者に話を振りながら、地域の中で出来る防災での「かかわりしろ」で話を聞かせていただきました。
実は事前打ち合わせの時から、登壇者3名の話が止まることはありませんでした。様々な課題がリアルに浮き彫りになり、またその課題についての各々の思いが重なっていきました。東北での震災や石川、熊本の災害時支援からの学びや、実際に支援活動に参加した県社協の職員さんなどと話を重ねる中で、更に新しい気づきがあり、そこからまたリアルな被災地の様子が見えてきました。呼吸器や吸引機などの電気を使う機器が必要な方々は広い範囲で、様々な年齢で存在していること。被災地では居住する全ての住民が被災者であり、また支援者になること。食事ひとつで、心の安定が大きく影響してしまうこと。ここで話されたことを全部紹介出来ないのが惜しいところです。
3人の登壇者もそうですが、県社協の担当者の熱い思いがあってのイベントです。住民さんのいざと言うときの為に、この3人の話は欠かせないと強い思いがあったので、何とか都合を付けていただいたという話や、運営の苦労も聞かせていただきつつ、ぞれぞれ立場や環境の違う皆さんがこうやってかかわりしろを広げていく背景にも、それぞれの熱い思いがあって、周りの人を結びつける力があってこそのこの場と感じました。
現在は地区防災が中心です。地域の中でちょっとだけはみ出した「支援力」と、助けて欲しいを上手に発信できる「受援力」が重なると、更に強力な地域の力となります。普段から色々な力を知ることで、「いざと言うときの安全」の想像が始まる。
プラットフォームづくりとは、それぞれの地域の情報からの情報や支援の現状をひとつに持ち寄り、その中から更に必要な活動や情報をそれぞれが分散して各地域に分散させていく土台を作ることを言います。
笛吹のプラットフォームは、笛吹の地域の皆さんで構築していきましょう。









